アールスリーインスティテュートは4月1日、サイボウズの「kintone (キントーン) 」を活用したシステム開発サービス「Highspeed SI」をリブランディングして「キミノマホロ for kintone」 としてリリースすることを発表した。
システム開発会社である同社は2014年からはkintoneを使ってシステム開発する「Highspeed SI」を提唱し、対面開発によって「作りながら考える」新しいシステム開発を実践して顧客の業務改善を進めている。しかし、業務改善を行おうとする人がシステム開発会社に依頼するにあたり、「作業範囲が曖昧になりがちで分かりにくい」「ITの専門用語が多く理解しにくい」「費用が想定しづらい」といった課題があったという。
kintoneを用いた課題解決を多数実施するなか、課題解決を実現するサービスとして「SI」(System Integration) を冠すること自体が顧客に分かりにくさを生んでいるのではないかと考え、これまでのプロジェクト経験で得たノウハウを活かして分かりやすく安心して業務改善を始める事ができるサービスをリリースすることにしたという。
キミノマホロ for kintoneは、「ITを身近に、業務改善を日常に。」をテーマに、顧客と一緒に課題解決を繰り返しながら、業務改善が当たり前になるカルチャーへの変革を目指すとしている。
本サービスは、「サービスがメニュー化されており、やること/やらないことがはっきりしている」「利用者主導でシステム作りを進めることもアールスリーに開発を任せることも可能(メニューの組み合わせで適切な業務改善の体制を組める)」「業務も技術も分かるITのプロが支援(効率化・コスト削減だけでなく、技術に裏付けられた視点での改善提案が可能)」といった特徴を持つ。
従来のシステム開発サービスとは異なり、同社が顧客の業務・組織・風土を徹底的に理解し、同じ視点で議論しながら業務改善を進めていくとしている。