職場や学校など実生活に影響が出ることも
Q:「炎上」ってなに?
A:個人や企業などが発言したことや行動したことについて、多くの人々がSNSなどを使って批判を寄せ、最終的には収拾がつかないほどのコメントが集中するような状況になること。
おすすめの関連記事
炎上スピード増速中! 炎上最多はTwitter(X)、何気ない発言・写真も原因に
炎が勢いよく燃え上がっていく様子からそう呼ばれるようになった。また、最近ではネットでの発言に限らず、リアルでの言動についても「炎上」することが多くなっている。場合によっては誹謗中傷と判断されるコメントの応酬となることも。
個人がSNSなどを通じて容易にコメントすることが可能になったことも炎上事件が頻繁に発生する理由の1つと言える。
2024年2月には、前年に不倫疑惑で物議を醸した某料理人が、自身がSNSで発信したレシピについて「まさに貧乏人の○○」とコメントしたことで、それを目にしたユーザーが「失礼な」と反応、料理人もそれに応酬したことで「炎上」と報道された。
この事例でもわかるように、客観的に見て実に些細なことですら炎上に至る時勢にあり、さらにこういったことをネットニュースが針小棒大に取り上げることもまた炎上を煽る1つの要因になっていると考えられる。
なお、自身に向けられた批判が誹謗中傷だと感じた場合は弁護士に相談すると良いだろう。投稿者を特定する際に必要になるため、当該投稿はURLと時間がわかる状態で証拠保存しておくことをおすすめする。
この連載の記事
-
第40回
デジタル
個人情報を扱う企業が続々契約する「サイバー保険」ってなに? -
第39回
デジタル
「サンドボックス」が実験場ってどういうこと? -
第38回
デジタル
サイバー攻撃を引き寄せる「ハニーポット」は何のためにある? -
第37回
デジタル
「連絡先が消えた」と友だちからメッセージ。それは「LINEの乗っ取り」のサインだ! -
第36回
デジタル
AIに有名人の声を模倣させて金銭を騙し取る「AI音声詐欺」が怖い -
第35回
デジタル
「Google ダークウェブレポート」であなたの個人情報漏えいを確認 -
第34回
デジタル
打ち間違いから最悪の詐欺に誘導する「タイポスクワッティング」を3分解説! -
第33回
デジタル
LINE「Keep」機能終了まで残り1週間! バックアップは忘れずに -
第32回
デジタル
2要素認証も乗り越える!?「リアルタイムフィッシング」の恐怖 -
第31回
デジタル
ランサムウェアのアフィリエイトプラン!? 「RaaS」ってなんだ? -
第30回
デジタル
半年で506億円被害の「有名人なりすまし詐欺広告」 両親祖父母への警告を - この連載の一覧へ