職場や学校など実生活に影響が出ることも
Q:「炎上」ってなに?
A:個人や企業などが発言したことや行動したことについて、多くの人々がSNSなどを使って批判を寄せ、最終的には収拾がつかないほどのコメントが集中するような状況になること。
おすすめの関連記事
炎上スピード増速中! 炎上最多はTwitter(X)、何気ない発言・写真も原因に
炎が勢いよく燃え上がっていく様子からそう呼ばれるようになった。また、最近ではネットでの発言に限らず、リアルでの言動についても「炎上」することが多くなっている。場合によっては誹謗中傷と判断されるコメントの応酬となることも。
個人がSNSなどを通じて容易にコメントすることが可能になったことも炎上事件が頻繁に発生する理由の1つと言える。
2024年2月には、前年に不倫疑惑で物議を醸した某料理人が、自身がSNSで発信したレシピについて「まさに貧乏人の○○」とコメントしたことで、それを目にしたユーザーが「失礼な」と反応、料理人もそれに応酬したことで「炎上」と報道された。
この事例でもわかるように、客観的に見て実に些細なことですら炎上に至る時勢にあり、さらにこういったことをネットニュースが針小棒大に取り上げることもまた炎上を煽る1つの要因になっていると考えられる。
なお、自身に向けられた批判が誹謗中傷だと感じた場合は弁護士に相談すると良いだろう。投稿者を特定する際に必要になるため、当該投稿はURLと時間がわかる状態で証拠保存しておくことをおすすめする。

この連載の記事
-
第108回
デジタル
「スミッシング」はSMSを使ったフィッシング詐欺のこと! -
第107回
デジタル
「生体認証」はパスワードが破られるAI時代に必須の仕組み -
第106回
デジタル
「セキュリティーポリシー」とは企業の情報資産を守るためのルール -
第105回
デジタル
狙い撃つぜ!「標的型メール攻撃」は企業に侵入するための第一歩 -
第104回
デジタル
ゴミ箱漁りも立派なハッキングです!「ソーシャルエンジニアリング」って何? -
第103回
デジタル
「VPN」は無料ではなく有償サービスを選ぶべき! なぜかと言えば…… -
第102回
デジタル
アサヒやアスクルの被害で再び注目「ランサムウェア」ってなに? -
第101回
デジタル
子どもを守る「ペアレンタルコントロール」のガチガチ制限は逆効果 -
第100回
デジタル
もうすぐ始まる「スマホ新法」で何が変わる? 便利な機能が削られる可能性も -
第99回
デジタル
今さら聞けないセキュリティ単語筆頭!? 「フィッシング詐欺」ってなに? -
第98回
デジタル
「ブラックフライデー」は毎年11月に「お買い得と詐欺」をもたらすカオスなシーズン - この連載の一覧へ

