クレジットカード情報を含む個人情報、Vプリカ発行番号などを窃取することが目的
国税庁を装い「e-Taxアカウント作成は義務」とウソを付いてクレカ情報を盗もうとする詐欺師登場
2024年01月21日 18時00分更新
e-TAXのアカウント作成は義務だ!?
国税庁を騙ったフィッシング詐欺が報告されています。
フィッシング対策協議会の発表によれば、“e-Taxのアカウント保持が義務化されているので、リンク先のページでアカウントを作成せよ”という内容のメールを送り付けて被害者をe-Taxの偽Webサイトに誘導したうえで、クレジットカード情報を含む個人情報や、Vプリカ発行番号を入力させようとするもの。
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国税庁を騙るフィッシング詐欺はこれまでにもたびたびご紹介していますが、これまでは差押通知を装った内容が大半でした。今回は実在するサービス「e-Tax」のアカウント作成という搦め手で攻めてくるタイプです。
現在判明しているフィッシングメールの件名は下記の通りです。これ以外にも存在する可能性がありますのでご注意ください。
税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】
【最終通知】滞納した税金がございます!【税務署】
【重要】滞納した税金がございます!【税務署】
すでにVプリカや国税庁からも、「【お客様への注意喚起】国税庁を騙る未払い請求の案内について」「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」といった注意喚起が発表されています。あわせて確認しておくとよいでしょう。
フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。