最新ゲームもしっかり遊べる! DLSS 3.0でより快適に!
快適フルHDゲームなら、性能も価格も“ちょうどいい”RTX 4060の15.6型ゲーミングノートPC
2024年01月15日 11時00分更新
様々なゲームタイトルを快適に実行できるパフォーマンスを確認。静音モードもかなりイケる!
では最後に、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームタイトルを用いてLEVEL-15FX164-i7-RMSXのゲーミング性能を見ていくことにしよう。]
軽めのMMO RPGを想定したタイトルとして「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」、60fps固定を想定したタイトルとして「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」、少し重めのグラフィックスを想定したタイトルとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、定番FPSタイトルとして「Apex Legends」、重量級タイトルとして「サイバーパンク 2077」を使用している。
いずれも画面解像度はLEVEL-15FX164-i7-RMSXのネイティブ解像度となる1920×1080ドット(フルHD)固定とした。タイトルによっては動作モードを静音モードにしての計測も併せて行なっている。
なお、Apex Legendsでは、実際のプレイ中のフレームレートを測るために「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートのほかにデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
まずはファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークから。画質設定はプリセットから「最高品質」を選択している。現在となっては軽めのグラフィックスに属するゲームタイトルだろう。ファイナルファンタジーXIVのようなMMO RPGは長時間プレイも考えられるので、ファン音を抑えられる静音モードでもベンチマークをとっている。
パフォーマンスモードの結果はスコアー20829で“非常に快適”の評価が得られた。平均フレームレートも150fpsをマークしており、リフレッシュレート144Hzのディスプレーを存分に活かせる結果となった。
一方の静音モードでも高いスコアーを残しており、15159の“非常に快適”の評価を残した。平均フレームレートも100fpsを超えているので十分スムーズなプレイが可能なはずだ。
2023年大いに盛り上がった対戦格闘ゲーム最新作、STREET FIGHTER 6 ベンチマークツールも計測。オプションの画質設定はクオリティ「HIGHEST」を選択している。こちらでもパフォーマンスモードと静音モードで結果を比べた。
パフォーマンスモードでのTOTAL SCOREは「100/100」で文句なく“快適にプレイできます”との評価。
「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」結果(パフォーマンスモード) | ||
---|---|---|
SCORE | AVARAGE | |
FIGHTING GROUND | 100 | 59.93fps |
BATTLE HUB | 100 | 59.97fps |
WORLD TOUR | 100 | 59.96fps |
一方静音モードではTOTAL SCOREが「86/100」に減少し、評価も“問題無くプレイできます”に後退している。ただスコアーの詳細を確認すると「BATTLE HUB」と「WORLD TOUR」でのパフォーマンスに少し不足があっただけで、メインの対戦格闘部分である「FIGHTING GROUND」はスコアー100で平均フレームレート60fpsを堅持している。
「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」の結果(静音モード) | ||
---|---|---|
SCORE | AVARAGE | |
FIGHTING GROUND | 100 | 59.97fps |
BATTLE HUB | 80 | 51.09fps |
WORLD TOUR | 80 | 55.15 |
実際に静音モードでゲーム本編もプレイしてみたが、対戦中は基本的に常時60fpsをキープできていたので、静音モードでも十分遊べると判断してよさそうだ。
次に、FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを計測。画面設定は「高品質」「フルスクリーン」を選択している。こちらでも、パフォーマンスモードと静音モードの両方でベンチマークを実施した。
パフォーマンスモードでのスコアーは9395で“とても快適”の評価に。静音モードではスコアー6591で“快適”となった。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコアーは、平均フレームレートに約100倍をかけたものといわれているので、パフォーマンスモードで約93fps、静音モードで約65fpsということになる。
静音モードでも平均60fpsを超えているので、このまま十分遊べると考えて良いだろう。
次のApex Legendsでは、グラフィック設定でアンチエイリアスを「TSAA」にした状態をベースとし、すべてのオプションを最高の状態とした「最高設定」と、「TSAA」以外はテクスチャストリーミング「高(4GB)」、テクスチャフィルタ「異方性x4」、モデルディテール「高」にして、残りのオプションはすべて「低」または「無効」とした「競技設定」の2パターンの画質設定を用意した。加えて競技設定の静音モードでのフレームレート計測も併せて行なっている。
射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙がなくなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。
最高設定でも平均フレームレートが150fpsを超えており、LEVEL-15FX164-i7-RMSXのリフレッシュレート144Hzを存分に活かせるパフォーマンスを見せてくれた。一方競技設定ではmin(1%)も144fpsに迫っているので、ほぼ常時144fps固定で遊べることを示している。
Apex Legendsのような競技性の高いFPSタイトルは安定したフレームレートの方が重要なので、この場合は競技設定でのプレイがオススメだ。
なお静音モードでも平均フレームレート150fps超えを記録しているので、こちらでもスムーズに遊べることを確認できた。ファン音を控えたい場合の選択肢としてこれだけのパフォーマンスを出せていれば十分といえるだろう。
最後は、先日大型パッチがリリースされ人気の続く重量級AAAタイトルの代表格サイバーパンク 2077で、ゲーム内ベンチマークを用いたパフォーマンス計測を行なった。
画質設定はクイックプリセットから「ウルトラ」「レイトレーシング:ウルトラ」「レイトレーシング:オーバードライブ」の3パターンを実行。DLSS 3のフレーム生成(DLSS FG)も有効にした状態でベンチマークを行なっている。
レイトレーシングを使用しないウルトラでは平均フレームレートが100fpsを超えているので、高リフレッシュレートのディスプレーを活かしたスムーズで快適なプレイが期待される。従前の最高画質だったレイトレーシング:ウルトラでも平均60fpsを大きく超えているので、十分スムーズなプレイが可能なはずだ。
そして現在もっとも重いグラフィックス設定ともいえるレイトレーシング:オーバードライブではさすがに平均60fpsを割り込んでしまうものの、プレイが困難なほどまで落ちるわけではなさそうだ。
いずれの結果もDLSS FGの恩恵はかなり大きく、ミドルレンジ構成のゲーミングノートパソコンでサイバーパンク 2077がここまでスムーズに動くのは驚異的だ。ちなみに、Core i7-12700H&GeForce RTX 3060 Laptopという丁度1世代前のミドルレンジ構成でのフルHDレイトレーシング:ウルトラの平均フレームレートが約45fpsほどだったので、1世代で実に70%近いパフォーマンスアップを果たしていることになる。
幅広い層にマッチする納得のミドルレンジパフォーマンス
以上の検証結果から、LEVEL-15FX164-i7-RMSXは自身に備わったリフレッシュレート144HzのフルHDディスプレーを存分に活かせる、バランスに優れたミドルレンジのゲーミングノートパソコンということがわかった。
加えて、静音モードでも高いパフォーマンスを見せてくれたのは僥倖だった。フレームレート60fpsをターゲットにするのであれば、かなり多くのゲームタイトルを静音モードのまま快適に遊べそうだ。
将来性という点でも、今後登場する重量級ゲームタイトルはDLSS FGへ積極的に対応してくるであろうことを考えると、RTX 40シリーズを搭載するLEVEL-15FX164-i7-RMSXはまだまだ安泰だなという安心感がある。
長く付き合っていけそうなミドルレンジゲーミングノートパソコンのLEVEL-15FX164-i7-RMSXは、初めてゲーミングノートパソコンに入門しようと考えている人、メインマシンの買い替えを考えている人、どこでもゲームのできるサブマシン導入を考えている人などなど、幅広い層にマッチするオススメの1台だ。
どこでも自由に使える可搬性を活かして、この冬はコタツでぬくぬくゲーミングというのはいかがだろうか。
(提供:ユニットコム)