PCIe 4.0対応SSDでは理論上最速クラス!Crucial T500をPC自作環境でテスト
提供: マイクロンジャパン
CrucialのPCI Express 4.0 NVMe SSD「Crucial P5 Plus SSD」の発売から約2年、PCIe 4.0 NVMe SSDの最終解として、満を持して2023年末に「Crucial T500 Gen4 NVMe SSD」シリーズが発売となった。
自社コントローラーだった 「Crucial P5 Plus SSD」 に対し、 今回の「Crucial T500 Gen4 NVMe SSD」 では既存のコントローラーにカスタマイズしたファームウェアを搭載し、独自のチューニングを施す形が取られているなど、さまざまな変更点が見られる。
すでにPlayStation 5(PS5)の増設ストレージにオススメできるヒートシンク搭載モデルを紹介済みだが、今回はPCストレージとしてのパフォーマンスを試してみたので、紹介していこう。
「Crucial T500 Gen4 NVMe SSD」(以下:Crucial T500)は、シーケンシャルアクセスの公称スペックがリード最大7400MB/秒、ライト最大7000MB/秒を誇っている。既存モデルのCrucial P5 Plusはシーケンシャルリード最大6600MB/秒、同ライト最大5000MB/秒に留まっていたので、Crucial T500はPCIe 4.0の帯域を最大限に活かしたCrucial PCIe 4.0 NVMe SSDのファイナルアンサーと言える。
容量のラインアップは500GB、1TB、2TB、4TBの4モデルで、今回試すヒートシンクなしモデルと、前述したヒートシンクありの「Crucial T500 Gen4 NVMe M.2 SSD with heatsink」をラインアップする。保証期間は5年間となっている。
Micron 232層3D TLC NANDとPHISONコントローラーを搭載
Crucial T500はNANDチップに、PCIe5.0 NVMe SSDのCrucial T700と同じ、Micron 232層3D TLC NANDを搭載。コントローラーはDRAMキャッシュ対応のPHISON PS5025-E25で、2TBモデルにはDRAMキャッシュとして2048MB LPDDR4が搭載されていた。
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