Core i5&RTX 4060 Tiで15万円台からの「LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITE」をチェック
10万円台から! 低予算で快適PCゲームライフを……そんな夢を叶えてくれる新ゲーミングPCブランド「LEVELθ」とは?
2023年12月27日 11時00分更新
フルHDなら超快適ゲームプレイ
WQHDも視野に
では、気になる性能についてチェックしていこう。LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITEの主なスペックは、Core i5-13400F、GeForce RTX 4060 Ti、16GBメモリー、500GB SSDという構成だ。
まずは、パソコンの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」を計測。総合スコアは6858という結果だった。快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上。
LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITEの結果は、Essentialsが9229、Productivityが8413、Digital Content Creationが11275で、すべてが上回っているのがわかるだろう。普段使いはもちろん、写真・動画編集といったクリエイティブ用途でも活躍してくれそうだ。
グラフィックス性能を計測する「3DMark」では、Speed Wayが2629、Port Royalが5992、Time Spy Extremeが4928、Time Spyが10635という結果になった。これくらいのスコアがあれば、フルHDでのゲームプレイは心配なさそうだ。
ストレージの性能を計測できる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで3487.98MB/sという結果になった。めちゃくちゃ高速というわけではないが、ゲームプレイには十分な速度。OSやアプリケーションの起動もサクサクで、ストレスを感じるシーンはなかった。
ゲーム系のベンチマークは、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を、高品質、フルスクリーンという設定でチェック。結果は、1920×1080ドットが10807(とても快適)、2560×1440ドットで7565(快適)、3840×2160ドットで4329(普通)だった。
AAAタイトルの指標になるFFXVベンチマークで、WQHDまで快適を保てるというのは立派だろう。設定次第では、高負荷なタイトルでもWQHDまでは快適に遊べそうだ。
最後は、「Apex Legends」をプレイした際のフレームレートを計測した。グラフィックス設定はデフォルトのまま、最高の設定でチェックしている。射撃訓練場を周回した際のフレームレートを、Frapsで計測した。
結果は、フルHDであれば240Hz対応ディスプレーと組み合わせて、WQHDでも160Hz対応ディスプレーと組み合わせて快適にプレイすることが可能だ。
15万円台で買えて快適ゲームプレイ!
LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITEは、15万円台で購入できるリーズナブルな価格ながら、フルHDはもちろん、タイトルや設定によってはWQHDディスプレーと組み合わせてゲームが遊べる性能を持っていることがわかった。
なおLEVELθのCPUはCore i5と抑えられているので、ゲーム+実況配信といった用途は難しいかもしれない。そのため、ゲームプレイだけであればLEVELθでも問題なく快適にこなせるが、ゲーム+αの用途を想定している場合は、やはり上位ブランドとなるLEVEL∞の、かつ最新世代のCore i7やRyzen 7が搭載されたモデルを選択したほうがいいだろう。
とはいえ、ゲームだけであれば存分に楽しめる性能を持っているLEVELθは、予算を抑えてPCゲームを満喫したいという人にとって最適なブランドとなってくれると思うので、気になる人はぜひ検討してみてほしい。
(提供:ユニットコム)