Core i5&RTX 4060 Tiで15万円台からの「LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITE」をチェック
10万円台から! 低予算で快適PCゲームライフを……そんな夢を叶えてくれる新ゲーミングPCブランド「LEVELθ」とは?
2023年12月27日 11時00分更新
ホワイトとLEDがマッチするケース
前述のとおり、LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITEにはLEVELθブランドの新ケースが採用してある。今回はホワイトモデルを試すことができたのだが、電源を付けるとホワイトと青色LEDの相性がよく感じる。LEDライトがド派手過ぎないというのも好印象だ。
また、正面の上下は丸みを帯びたカーブになっており、こちらがデザインのいいアクセントになっているなと感じる。正面の中心には新ブランド「LEVELθ」のロゴが控えめにあしらわれている。ホワイトで青色LEDも搭載しているが、デザイン自体はとてもシンプルだ。
デザイン的にはシンプルではあるものの、エアフローはしっかりしている。前面サイドから冷たい空気を吸気し、背面と上面から暖かい空気を排熱する。天面はメッシュになっていて、マグネット式のフィルターを採用しているため、簡単に取り外して掃除が可能。天面の大部分から排気できるほか、背面ファンも大きめなので、エアフローに心配はないといっていいだろう。
また、サイドパネルはドアのように簡単に開閉することが可能なので、ケース内部のメンテナンスも簡単。PCケース内部は使っているとホコリがたまるので、定期的に掃除したほうが長持ちするのだが、その際に簡単に開けて掃除が可能なのは、とてもうれしいポイントだ。
フロントのインターフェースは、USB 3.0、USB 2.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を備えている。フロントにUSB端子を3基備えているので、パソコンだけでなくコンソール機でも使うコントローラーや外付けストレージといった、よく抜き差しするデバイスを接続する際に便利だ。
背面には、USB 3.2 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、ライン入力、ライン出力、マイク入力、有線LAN端子、HDMI端子、DisplayPort×3を配置している。USB端子は合計8基と標準的な数は搭載しているので、USB端子不足に陥ることはあまりないだろう。
スッキリしたケース内部でストレージ拡張も!
ケース内部を見ていこう。ケース内部はスッキリしており、空気の流れを邪魔するものもほぼない。加えて、熱源となる電源もしっかりとわけられているというのもポイントだ。前述のとおり背面にファンを1基、上面に2基備えており、エアフローを向上させている。
背面には、2.5インチベイ×2と、3.5/2.5インチベイ×2がある。本機のストレージは500GBと、ゲームをプレイするマシンとしては若干心もとないので、予算に余裕があればメインストレージをBTOカスタマイズで1TBにしておくといいかもしれない。加えて、内蔵ベイを複数備えているので、あとから追加することも可能だ。
なおケースは、サイズがおよそ幅220×奥行411×高さ441mmのミニタワーとなる。コンパクトな筐体なので、机の上にも設置しやすいほか、机の下に置けば前面インターフェースが手の届きやすい場所にあるので便利だろう。