3Dグラフィックスをふんだんに使うゲームでも快適
最後に、Steamを使って「Baldur’s Gate 3」をM3とM3 Max搭載のMacBook Pro 14インチにインストールしてプレイしてみた。コントローラはプレステのDualSenseワイヤレスコントローラを使用。
私は、ゲームは不得手なので、あまりプレイしないのだが、このゲームは往年のダンジョンズ&ドラゴンズの世界観を忠実に移植したものらしく、会話を選択肢で選んだり、敵と戦ったりしながら、剣と魔法の世界で冒険を繰り広げていくというもの。
かなり解像度の高い3Dグラフィックが表示されるのだが、M3 Max搭載機ならどのシーンでも、ヌメヌメと滑らかに映像が動くのを楽しむことができる。M3搭載機でもおおよそ問題なくプレイできるのだが、ごくわずかにコマ落ちするシーンがあったように思う。たまたまかもしれないが……というレベルだが、やはりM3 Max搭載機の方が安心感があったのは確かだ。
選択の余地が非常に広くなったMacBook Proシリーズ
スペックテストでは、想定通りM3の高性能さが分かるとともに、M3 Maxの圧倒的な高性能も体感することができた。
プライベートで楽しむなら、多くの用途でM3搭載機で十分であるように思う。M3 Maxは、業務で効率を求める時に、性能の高さが仕事に安定感をもたらしてくれるはずだ。ただし、多くの一般的な仕事ではM3搭載機で十分。大きなサイズの動画編集、高精細な3Dグラフィックス、大きなサイズのアプリケーションのビルドなど、日々マシンパフォーマンスが必要な人であれば、M3 Max搭載機を買う値打ちはあると思う。