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週刊つぶやき流行語総研 第101回

2023年11月15日~21日にX/Twitterで注目された「PC・スマホ・ネット」ワードをチェック

X(Twitter)を揺るがした「解任! 入社? 復帰!?」のOpenAI大騒動。ポスト数にも反映

2023年11月29日 17時30分更新

文● せきゅラボ

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「ChatGPT」がランクインした理由は……

 6位は「小説家になろう」。けーすけ【KE-SUKE】さんが自身の作品「AI暴走中II」の更新を発表し、ポストが拡散されました。さらに鋏池穏美さんが自身のダークファンタジー小説「ヴァンズブラッド」の告知を積極的に実施しておりタイトルが拡散されています。

 7位は「Spotify」。新曲「樂-STAR(ROCK-STAR)」が配信開始された韓国アイドルグループ・Stray Kidsのメッセージコメントをポストしたことで1.4万RPされました。また、先日逝去したX JAPANのHEATHさんのお別れ会をSpotify O-EASTで開催することが発表されたことも影響していると考えられます。

 8位は「dアニメストア」。声優・内山昂輝さんが出演中のdアニメストア音声広告配信を記念したフォロー&リポストキャンペーンを実施してことによる大きな反響で8位に。さらにWarner Bros. Japan Animeの公式アカウントが、オススメのアニメとして『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を紹介し、視聴先の1つとして同サービスを言及したことも影響しているようです。

 9位は「少年ジャンプ+」。連載中の「【推しの子】」作者・横槍メンゴさんが11月22日に最新話が更新されたことをポストし、広く拡散。また、同サービスでは現在、人気作「ヒカルの碁」を期間限定で8巻分無料で読めるキャンペーンなども実施しています。

 10位は「ChatGPT」。開発元・OpenAIの創業者でCEOのサム・アルトマンさんが突然解雇されたことが報じられ、Xは大騒ぎ。続報ではアルトマンさんがMicrosoftに入社すると報じられましたが、間もなくOpenAIがアルトマンさんと協議した結果、OpenAIのCEOに復帰することが明らかに。このドタバタ劇は世界的な注目を集め、日本でもNHKニュースをはじめ各報道機関が報じました。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「ハクティビスト(Hacktivist)」ってなに?

A:政治的、社会的な主張を目的としてハッキングする集団や個人を指す。

 そのハッキング行為は「ハクティビズム(Hacktivism)」と呼ばれ、ターゲットにした企業や組織、団体に対してDDoS攻撃をしたり、ランサムウェアを使って秘匿情報を窃取、公開したりする。

 また、ハッキング行為とともに自分たちの主義主張を声明として発表することもあり、娯楽や金銭目的でハッキングするサイバー犯罪者たちとは一線を画している。

 かつて2010年代にハクティビスト集団「Anonymous」の活動が活発だったが、当局の対応によって次第に下火となったものの最近の世界情勢の影響もあり、新世代のハクティビスト集団が暗躍しつつある。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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