PRO X ゲーミングキーボードはワイヤレス化「PRO X TKL LIGHTSPEED」も登場
「PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEED」ついに発表! スイッチやセンサーが進化した後継モデル
ロジクールは9月20日に新製品発表会を開催し、ゲーミングブランド「ロジクールG」のゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス」(以下、PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEED)、ゲーミングキーボード「PRO X TKL LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」(以下、PRO X TKL LIGHTSPEED)と、「PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」(以下、PRO X 2 LIGHTSPEED)の新色マゼンタを発表した。
いずれの製品も、10月13日に発売予定。価格は、PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEEDが2万5410円、PRO X TKL LIGHTSPEEDが2万7900円、PRO X 2 LIGHTSPEEDが3万4650円。
ギアを感じないくらい集中できる製品を目指すG PRO
ロジクールGのG PROシリーズは、多くのプロゲーマーのフィードバックを得て開発された、プロフェッショナルのためのゲーミングギア。製品を開発する際は、プロ選手をラボに招待して試してもらったり、練習場を訪れて試してもらったり、大会会場に行くこともあるという。
eスポーツのプロシーンでは、タイトルによっては突き詰められた競技となってくるため、1人1人のスキルだけでなく、コミュニケーションや集中力といった部分が勝敗をわけることもある。そのため、G PROが目指すのは、製品の感覚が消えてギアを感じないくらい集中できるほどフィットする製品とのことだ。
形状をそのままにスイッチやセンサーが進化した
PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEED
PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEEDは、人気だった従来シリーズの形状や、ボタンを最小限に抑えたシンプルなデザインはそのままに、スイッチやセンサーが進化した、正統後継モデルとなる。
スイッチは、従来モデルではメカニカルスイッチを採用していたが、本製品ではメカニカルスイッチのクリック感はそのままに、光学式スイッチのクリックの反応速度も両立させた、ハイブリッドな「LIGHTFORCEスイッチ」を搭載している。これにより、耐久性も向上しているという。
加えて、新しく進化した同社独自の「HERO2センサー」を採用。ポーリングレートは前機種の倍となる2000Hzに向上したほか、DPIも前機種では50単位の調整だったが、本モデルは5単位の調整が可能となり、細密さも向上。さらに、同社のソフトウェア「Logicool G HUB」から、X軸とY軸の感度を別々に設定することも可能だ。
そのほか、リフトオブディスタンス(LOD)も調整できるようになった。これにより、LODを短く調整することで、マウスをあまり上げなくてもリセット可能になったほか、さまざまな厚さのマウスソールに合わせて調整することもできる。
重さも軽量化しており、従来モデルは63g未満という表記だったが、本製品では60gとなっている。駆動時間は最大95時間で、給電はType-C接続になった。カラバリはブラック、ホワイト、マゼンタの3色となっている。
発表会では、ブランドアンバサダーの岸 大河さんも登場。岸さんはPRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEEDを試す前までは、従来のPRO X SUPERLIGHTではなく「G502X」シリーズを使用していたとのこと。その理由はスイッチにあり、PRO X SUPERLIGHTよりG502Xシリーズのスイッチのほうが、昨今のFPSにおいての単発撃ちがやりやすかったからだという。
しかし、PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEEDでは新たなスイッチが採用されており、岸さんも納得のクリック感になったとのこと。岸さんはPRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEEDを「理想形のマウスになった」と評価していた。
また、X軸とY軸をそれぞれ調整できる点については、横のフリックと、銃を撃ったときに起こるブレを抑えるリコイル制御に合わせてカスタマイズできるため、それぞれ設定するプロも少なくないとのこと。リコイル制御に苦戦している人は、試してみるといいかもしれない。
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