USB-C搭載、Proはチタンで軽量化! iPhone 15徹底大特集 第73回
やっぱり「ダブルタップ」がスグレモノ! Apple Watch Series 9/Ultra 2を試した【レビュー】
2023年09月20日 22時00分更新
アップルが9月22日に2023年モデルの新しいApple Watchを発売します。レギュラーモデルの「Apple Watch Series 9」とタフネスモデルの「Apple Watch Ultra 2」を発売前に試したファーストインプレッションをレポートします。
再生素材を積極採用。上質な仕上げ・装着感に妥協なし
今回筆者が試用した機種のは45mmアルミニウムケース「Series 9」のミッドナイトと「Ultra 2」です。
Apple Watch Series 9は、2022年モデルのSeries 8とデザインは変わりません。Series 8のアルミニウムケースはミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)REDの4色展開でした。最新のSeries 9を身に着けていることを周囲にアピールするのであれば、ひと目でわかるアルミニウムの新色「ピンク」がおすすめです。ステンレススチールも去年と同じ色展開です。
バンドはスポーツループです。オンラインのApple Storeから注文した場合、テキスタイルかスポーツループのバンドを選ぶと、製品の素材から製造に使う電力、輸送における炭素排出量を大幅に削減したカーボンニュートラルを選択したことになります。緑色のロゴが目印です。
外観からはわかりませんが、今回Apple Watch Series 9のアルミニウムケースには100%再生アルミニウムが使われています。内部のパーツは再生された金、スズ、銅やタングステンなどを使っています。バッテリーも100%再生コバルトとしています。質量や手触りの質感なども再生素材だから劣るということは一切なく、Series 8とまったく変わっていません。
スポーツループは82%の再生繊維を使っているので、装着感に違いがあるのか気になっていましたが、バンドの仕上がりにもまた一切の妥協がありません。
Apple Watch Ultraも新旧モデルの間に見た目の変化はありません。アルパインループ、トレイルループを選ぶとカーボンニュートラルな組み合わせになります。
Ultra 2もケースの再生素材比率を高めて、100%バージンチタニウムから95%を再生素材に大胆に変えました。素材の見た目や肌触り同じままです。
輸送に伴う燃料による排出を減らすためとして、より小さく再設計したSeries 9の商品ボックスは本当にコンパクトです。この小型化によって一度の輸送につき最大25%、コンテナの中に多くの商品を詰め込んで一度に輸送できるといいます。
ボックスが小さくなっても、天面にはApple Watchのロゴをデボス加工で施してスタイリッシュさを損なわないところがさすがアップルの商品です。
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