LEVEL∞の「LEVEL-17WG191-i9-XLSX」をチェック、Core i9-13900HXとRTX 4090採用
ゲーム用にノートPCを選ぶ人増えてる? ハイエンドデスクトップ級の性能を誇る17.3型がスゴイ
2023年09月27日 11時00分更新
まずは基本性能をチェック
外観に続いて、LEVEL-17WG191-i9-XLSXの性能をチェックしていこう。まずは、基本的なパフォーマンスから計測した。
パソコンの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」では、総合スコアが8220という結果になった。詳細をみていくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が10495。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が10291。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が13956だった。
ノートパソコンですべてのスコアが1万を超えるというのはなかなか見たことがないほか、デスクトップパソコンでもハイエンドモデルでしか見ないので、かなり高性能といっていいだろう。とくにDCCの結果は目を見張るものがあり、写真・動画編集といった用途でも快適に使えるといっていいだろう。
CPU性能を計測する「CINEBENCH」は、新しく登場した「Cinebench 2024」を計測。結果はマルチコアが1285pts、シングルコアが108pts、GPUスコアが22733ptsという結果になった。まだCinebench 2024が登場したばかりなので、比較対象があまりないが、計測結果を見ると、デスクトップパソコンのハイエンド向けに引けを取らないどころか上回っている。やはり、24コア/32スレッドのCPUだけあって、Core i9-13900HXはハイエンドデスクトップ向けに比類するパワーで、ゲームに加え、写真編集をはじめ負荷が高い動画編集、実況配信といった用途にもガッツリ使えそうだ。
グラフィックス性能を計測する「3DMark」では、「Speed Way」が5652、「Port Royal」が13570、「Time Spy Extreme」が9973、「Time Spy」が19883という結果になった。すべての結果においてハイスコアであることは間違いないが、とくにPort Royalが1万越え、Time Spy Extremeが1万に迫る勢いというのには、正直驚いた。
ストレージ性能を計測する「CrysatlDiskMark」では、シーケンシャルリードで3022.99MB/sだった。実際に使っていても、OSやアプリの起動はサクサク。ゲームプレイ中のロードでも、遅いなと感じることはなかった。
ただし、容量が500GBなのは気になるところ。プレイしたいゲームが1~2本、増えても消しながら遊ぶという人は問題ないが、多くのタイトルを遊びたい、ゲームだけでなくメインマシンとしても使いたいとなると、500GBでは心もとない可能性がある。
購入時のBTOカスタマイズでは、最大2TB SSDまで強化可能なほか、2ndストレージとしても最大2TB SSDまで追加できる。予算に余裕があって、さまざまな用途で使いたい場合はストレージを増加したほうがいいかもしれない。