LEVEL∞の「LEVEL-17WG191-i9-XLSX」をチェック、Core i9-13900HXとRTX 4090採用

ゲーム用にノートPCを選ぶ人増えてる？ ハイエンドデスクトップ級の性能を誇る17.3型がスゴイ

大きめサイズだが、屋内での持ち運びは余裕

17.3型なのでフットプリントは大きいが、高さはそこまで分厚くはない

　まずは、LEVEL-17WG191-i9-XLSXの外観からチェックしていこう。サイズは、およそ幅401×奥行284×高さ30.4mmで、重さは約3.44kg。17型と大きな画面を搭載しているマシンだけあって、ノートパソコンとしては重め。さすがに17型をモバイル用途で使いたい人はほとんどいないだろうが、毎日持ち運ぶといった使い方は厳しそうだ。

　とはいえ、パソコンデスクからベッドに持ち運んで動画鑑賞する、リビングでレシピを調べながら料理をするといったように、屋内での持ち運びは余裕。ちょっと掃除したいときなどもサッと移動できるので、こういった点でデスクトップにはない利便性を感じる。

　また、帰省時に大きめのリュックやトランクに入れて持って行くことは十分視野に入れることができるサイズ感でもある。私の実家はとても田舎なので、帰省するととくに夜はかなり暇になる。そういった際にゲーミングノートパソコンがあると、自宅と同じ感覚でゲームプレイできるので、かなりうれしい。

WQHD解像度でリフレッシュレート165Hz
多ジャンルが快適に遊べるディスプレー

ディスプレーはリフレッシュレート165Hzに対応している

　ディスプレーのサイズは17.3型。15.6型を使っているので、17.3型はかなり大きく感じる。実際にゲームプレイした際も、ノートパソコンの中では迫力が段違いだ。加えて、解像度はWQHD（2560×1440ドット）かつリフレッシュレートは165Hzに対応。

　高解像度かつ高リフレッシュレートのディスプレーを採用しているので、高精細かつヌルヌルとした映像でゲームを堪能できる。さらに、G-SYNCにも対応しているため、ティアリングやスタッタリングといった現象を防ぎながら快適にゲームすることも可能だ。

　また、これだけの性能があれば、外付けディスプレーに接続してのゲームプレイも十分視野に入ると思われる。LEVEL-17WG191-i9-XLSXにはHDMIとMini DisplayPortがあるので、大画面でゲームが遊びたいというときは、こちらで接続するといいだろう。

インターフェースはバランスよく配置
電源オフ時はType-C給電に対応

　インターフェースは、右側にThuderbolt 4（Type-C）×2、左側にUSB 3.1×2、ヘッドフォン／スピーカー出力、マイク入力、背面にMini DisplayPort、HDMI、有線LAN端子、電源端子を備える。

右側にThuderbolt 4（Type-C）×2がある

左側にUSB 3.1×2、ヘッドフォン／スピーカー出力、マイク入力を備える

背面にMini DisplayPort、HDMI、有線LAN端子、電源端子を配置

　左右と背面にバランスよく配置してあるので、ケーブルが絡まりにくいのがポイント。とくに基本は据え置いて使いたい場合、さまざまな周辺機器を接続することが想定されるため、こういった配慮はありがたい。

　電源端子に向きがないので、上下を気にせず接続できるのもうれしい。なお、Thunderbolt端子のうち1基は、電源オフ時のUSB PDに対応している。パソコンデスクでは純正のACアダプターを使用し、持運んで少し仕事に使いたいといった際は、Type-C対応の充電器を持ち運ぶといった使い分けもありだろう。

　キーボードはテンキー付きのフルサイズを採用。私は15.6型のゲーミングパソコンにはテンキーはいらない派だが、17.3型だとさらにフットプリントに余裕があるため、テンキーがあってもいいかなと感じている。キーストロークも個人的にはちょうどよく、打鍵音もそこまで大きくないので、仕事にもストレスなく使えるキーボードだと感じる。

キーボードはテンキー付きのフルサイズ

RGBライティングで鮮やかにするこもと可能だ

　加えて、タッチパッドもかなり大きいため、マウスを使わないようなベッドといった場所でも快適に操作できるのは好印象だ。