胸ポケットにスッポリ! 小型&高耐久のCrucial製ポータブルSSDの実力をチェック
提供: マイクロン
X9 Pro / X10 ProをUSB 3.2 Gen2×2搭載PCで検証
手軽かつスタイリッシュに持ち歩けるCrucial X9 Pro / X10 ProポータブルSSDシリーズの仕様に続いて、その実力を確認していこう。ここではUSB 3.2 Gen2×2を備えたWindows PCに両モデルを接続、定番ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」を使用し、転送速度はデータサイズ16MiB、64MiB、256MiB、1GiB、4GiB、16GiB、64GiBで計測している。検証PC環境は以下のとおりだ。
【検証環境】 | |
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CPU | インテル「Core i9-12900K」 (14コア/20スレッド、最大5.10GHz) |
CPUクーラー | サイドフロー、120mmファン |
マザーボード | インテル Z690、ATX |
メモリー | 16GB×2、DDR4-3600 |
ストレージ | 2TB M.2 SSD、PCIe4.0 |
ビデオカード | GeForce RTX 4070、12GB GDDR6X |
電源ユニット | 1000W、80 PLUS PLATINUM |
OS | Windows 11 Home |
読み込み速度は1060MB/秒台を安定して発揮!
まずは10Gbps(1250MB/秒)の転送速度となるUSB 3.2 Gen2インターフェースを採用するX9 ProポータブルSSDの結果から確認していこう。
書き込み速度はテストデータ256MiBあたりから、1000MB/秒を下回る900MB/秒台になるが、読み込み速度は公称値を上回る1060MB/秒台を、安定して発揮している。パフォーマンスは「X8ポータブルSSD」とそこまで大きな差はないが、「X8ポータブルSSD」よりも小型、軽量で同じ使い勝手なので、持ち歩きメインのユーザーは、「X9 ProポータブルSSD」の買い換えを検討してもよいだろう。
PS5の容量不足解消にもオススメ
X9 ProポータブルSSDは、PS4やPS5のUSB拡張ストレージとしてもオススメだ。PS5のゲームタイトルは、本体ストレージか増設したNVMe M.2 SSDストレージからしか起動できないが、拡張USBストレージに一時退避的に移動できる。PS4ゲームだけでなく、しばらくプレイしないPS5ゲームをUSB拡張ストレージに移せば、ストレージ容量の枯渇に悩むことは減るだろう。
実際にPS4のゲームタイトル「Sniper Elite 4」をX9 ProポータブルSSDに移動して、1時間ほどプレイしたが、違和感などなくプレイできた。
また、54.48GBのゲームデータをPS5本体ストレージから、X9 ProポータブルSSDへ移動に要した時間も3分程度と、他メーカーの外付けSSDと大きく違わなかった。X9 ProポータブルSSDは、PS5で安心して使うことができる。