ウイングアーク1stは8月30日、「営業組織の予算達成に関する実態調査2023」の結果を公開した。
売上高100億円以上の営業部の役職者514名を対象とした営業組織の予算達成に関するオンラインアンケート(調査期間7月21日〜7月24日)。
営業活動の可視化に関しては、予算達成状況を完全可視化できているのは38.1%であり、プロセス定義が課題となっていることがわかったほか、予算達成にあたり86.6%が活動進捗や実績、顧客情報などのデータ活用を重要視も活用できているのは半数程度。半数がレベニューマネジメントを実施しており、レベニューOpsの社内設置率も46.1%と前年比141.4%で大きく伸長したという。
いずれかの選択肢で「あまり可視化ができていない」と回答した人への自由回答では、「予算の確保」や「会社が興味を示さない」などがハードルになっていることがわかったという。
ウイングアーク1stでは、プロセスの定義が重要なテーマになっていることが明らかとなったほか、全体収益の最大化を目指すレベニューマネジメントは実施意向があるが十分にできていないという実態にある点を挙げ、レベニューOpsが今後日本国内においても経営において最も注目される分野のひとつであるとしている。
同社では、レベニューOps・マネジメントの実態に関連した未公表の調査結果を盛り込んだセミナーを10月31日に開催する。