アドビは8月7日、バックオフィス業務に携わる会社員500名を対象にした、「バックオフィス業務のデジタル化に関する調査」の結果を発表した。
今回の調査では、レポートや報告書の作成など、定期的に発生する「ルーチン業務」が多いと思うか聞いたところ、半数以上の53.2%が普段の業務の中でルーチン業務が多いと回答。
また紙の書類の使用頻度については、日々の業務で「紙の資料を毎日使用」が52.8%、「週に3~4日ほど使用している」が19.0%、「週に1~2日ほど使用している」が19.4%と、バックオフィス担当者の半数以上が紙の資料を「毎日」使用し、9割以上が「週に1日以上」使用していると判明した。
紙の書類を使用している業務の種類について、最も多かった回答が「見積書/請求書」で54.6%、次いで「領収書」が49.6%、「打ち合わせ資料」が46.9%と続いている。紙の書類をデジタル化したいと思うか聞いたところ、65.1%がデジタル化を希望していることが明らかになった。
本調査では、デジタル化の進展についても調査。60.8%がここ数年間で業務のデジタル化の進展を実感、そのうちおよそ8割が「デジタル化によって働き方が柔軟になった」と回答。
さらに、およそ2割が生成AIを業務に利用、およそ6割が今後のビジネスに最新テクノロジーの活用が必要だと認識していることが判明した。
本調査の全文についてはこちらも参照のこと。