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週替わりギークス ― 第279回

20〜30人のコアなファンがいればライブ配信で生活できる時代に-倶楽部情報局

2023年06月22日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「20〜30人のコアなファンがいればライブ配信で生活できる時代に」を紹介します。


 メンヘラテクノロジーの高桑蘭佳です。最近、メンヘラテクノロジーでは「DIALS2」というイケメンキャストと繋がる個通(個人間通話)アプリの事前登録受付を開始しました。このアプリの開発にあたり、今年に入ったくらいから推し活やファンビジネスについて勉強を始めました。

 そこで、(1)オフライン:ホストクラブ・メンズコンカフェ・女性向け風俗・メンズ地下アイドル、(2)オンライン:ライバー・VTuber……などが近しい領域になりうると考え、調査してきました。4月に公開された記事「女性向け風俗店で働くセラピストさんを突撃してみた!」もその一環だったので、よかったら読んでみてください!

 4月末頃から参与観察的に潜入(?)しながら取り組んでいたライバー業界について書いていきたいと思います。今回の潜入調査に協力してくれていた熊澤秀道さん、1ヵ月以上ライバーとして活動してくれた弊社メンバーのばぶちゃんにお話を聞きました。

(※新アプリのメインターゲットは女性なので理想は男性ライバーとして潜入することでしたが、潜入できそうなメンバーがいなかった点や、まずはライバー業界について知ることを重視してばぶちゃんに潜入してもらうことにしました)

熊澤秀道さん

ANYCOLORでアイドル事業を立ち上げ後、テレワーク・テクノロジーズを共同創業、CTOに就任。推しと2人で話せるアプリ「Telemo 」を考案・開発、ライバー事務所の運営を担う。

ばぶちゃん

メンヘラテクノロジーで事業企画、サービス運営を担当。熊澤さんサポートのもと、Pocochaでライバーとして活動中(Pococha)。

熊澤さん:ライバー業界の動向とTelemo開発の想い

── 今回の記事が掲載されるのはアスキーの週替わりギークスという連載コーナーなんですが、2017年にはSHOWROOMの前田裕二さんの記事(ASCII.jp:「ネットビジネスのヒントは『スナックバー』にある」SHOWROOM代表 前田裕二が語る )があったりして、ライバーという職業ができはじめてから5年以上経ちますが、最近の業界動向はどんなかんじなんでしょうか?

熊澤さん それこそ5年くらい前だとライブ配信を見たいお金持ちがたくさんいるけど、ライバーが足りない状態だったんですよ。だから、プラットフォーム側がお金をばら撒いていたし、ライバーがすごく稼げていた印象です。それがいまは少し落ち着いてきた一方、TikTok Liveをはじめ、VTuberや顔出しをしないライブ配信アプリとかがでてきて、プラットフォームが多様化し、リスナーの裾野もどんどん広がっている時期だと感じています。

 ライバーをマネジメントする側もノウハウが溜まってきたり、仕組みがしっかりしてきました。もちろん、いまライバーを始めても昔のように一攫千金が狙える状況ではないんですが、しっかり取り組めばちゃんと成果を出すことができて、報酬ももらえる環境になったと思います。

── なるほど。いわゆる芸能人みたいな一握りの選ばれし人間だけがなれるものではなく、適性がある人ならちゃんと稼げる仕事として確立してきた感じなんですね。そんな中、「Telemo」はどういう想いから開発しようと思ったんですか?

熊澤さん ある程度稼げる環境になったとはいえ、一般的にはライブ配信だけだとアルバイトくらいの金額感だといわれていて、より安定的に生活ができるレベルで稼げる仕組みを作りたいと思ってTelemoを開発しはじめました。いわゆる広告モデルのタレントビジネス的なマネタイズだと数十万〜数百万人規模でファンがいないといけないですが、ファンビジネスとして成立させられれば20〜30人コアなファンがいればそれだけで生活することも難しくないと思います。

 これまでに何人も「タレントです!」と名乗っているけど、実際はタレントとしての仕事だけでは生活できなくて、バイトをしながら実家で暮らすみたいな人をみてきました。みんながテレビに出ているような国民的なタレントを目指さなくてもいい時代なのに、魅力があってタレント性もあって、「応援するよ!」というファンが何人もついているのに稼げない状況はすごくもったいないと思って。

 ファンの人たちも定期的にお金を払いたくても、例えばグッズ販売のみしか行っていない場合などは定期的な応援のしづらさがあったりします。そういった部分でTelemoでは足りない仕組みを提供しているところです。


 続きは「20〜30人のコアなファンがいればライブ配信で生活できる時代に」でお楽しみください。

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