インフキュリオンは6月16日、ツルハホールディングスが提供するスマホ決済サービス「HAPPAY(ハッペイ)」へスマホ決済プラットフォーム「Wallet Station(ウォレットステーション)」を提供したと発表した。
HAPPAYはツルハグループ各社の公式アプリにスマホ決済機能が追加され、支払いもポイントもクーポンもひとつのアプリで完結できる。インフキュリオンはHAPPAYの開発にあたり、企業独自のPayサービスを構築するためのスマホ決済プラットフォームWallet Stationを提供し、ユーザー登録および認証、決済処理、残高管理といったシステム面を担っている。
また、全国の金融機関が加盟する日本電子決済推進機構が運営する「Bank Pay(バンクペイ)」との接続により、メガバンクをはじめとした100行以上の金融機関の銀行口座からHAPPAYに直接チャージすることができるなど、顧客体験を損なわない、シームレスな決済UXを実現。
Wallet Stationは、SDK(ソフトウェア開発キット)を既存のアプリに組み込むことで短い期間でコストも抑え、決済機能の追加を実現する。また、SDK側でセキュリティー対策を講じており、各社公式アプリ側での大規模なシステム改修やセキュリティーアップデート対応をすることなく企業独自のPayサービスの導入が可能となるという。