テラスカイは6月1日、チャットボット「mitocoアシスタント(ミトコアシスタント)」に、ChatGPTに対応した新機能「FAQ自動生成機能」を搭載して提供開始した。
mitocoアシスタントは組織内の問い合わせ対応を自動化するチャットボットで、日本語の特殊性を理解して自然な会話を実現する国産人工知能を搭載。登録されたQ&Aを単語単位でAIが理解して最速かつ最適な回答を導き出し、社内のマニュアルや問い合わせ情報を一元化することが可能。問い合わせ対応を自動化することで担当部署の業務効率化を促進するとともに、問い合わせ内容を分析することで、業務自体の見直しや改善につなげることができる。
FAQ自動生成機能はQ&Aの生成を自動化する新機能。Q&Aの元となる業務マニュアルや社内規定などのドキュメントをmitocoアシスタントに読み込ませてテキスト化した後、ChatGPTを使用して膨大な量のQ&Aを自動生成。生成されたQ&Aは人間による可読性や妥当性のチェックを要するものの、エノキのチャットボット導入ノウハウとChatGPTを組み合わせて利用することで短期間で内容に誤りがなく、網羅性の高いQ&Aを大量に生成でき、チャットボットの回答精度を飛躍的に高めることが可能になるとしている。
FAQ自動生成機能には以下のようなメリットがある。
・ChatGPTによりQ&Aを生成しているため、誤字脱字、てにをはの間違い、誤変換などの誤りが発生しない
・ChatGPTにより、短期間で高品質、膨大な量のQ&Aが生成できる
・チャットボット導入の経験が豊富なエノキのノウハウにより、効率的なQ&Aの生成を実現
・既存のドキュメントを元に生成されたQ&Aであるため、内容の真正性が高い
同社では企業固有の質問回答をする自動応答チャットボットの導入を検討する顧客に向けて、mitocoアシスタントのライセンスとFAQ自動生成機能を活用した導入コンサルティングを合わせて提供する。mitocoアシスタントのライセンス費用は1組織あたり20万円~より(FAQ自動生成機能を活用した導入コンサルティングの費用は別途問い合わせ)。