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週替わりギークス ― 第277回

純白のかわいいスタジオで黒いウェアラブルロボットを撮る-倶楽部情報局

2023年06月02日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「純白のかわいいスタジオで黒いウェアラブルロボットを撮る」を紹介します。


 筆者はウェアラブルロボットを開発している。

 最近、そのウェアラブルロボットをモデルさんに着用してもらって、自分でポートレートを撮影するのにハマっている。

 今まではちゃんとカメラマンさんに撮ってもらっていたのだが、気軽に撮りに行けることもあり、自分で撮るのに挑戦してみている。

 前回は学校スタジオでスタジオシェアをさせていただいて素敵な写真が撮れたので、積極的にスタジオシェアに参加することにしている。

 今回は、なまいきリボンスタジオ2という、かわいさの詰まったスタジオのシェアをさせてもらった。
 友人がシェアする人を探していたので、迷わず飛びついた。
 なまいきリボンスタジオは、ヘアメイクアーティストの双木昭夫さんによるガーリーなスタジオだ。
 小物がとてもかわいく、ごちゃついたかわいさを出せる。

 なまいきリボンスタジオ2では、スタジオにあるドレスを着ることができる。
 申し込みも何もいらず、無料でドレス着放題とのことだったので、今回衣装は用意せずスタジオのドレスをお借りすることにした。

モデルは猫田ナツメさん

 モデルは猫田ナツメさんにお願いした。
 猫田ナツメさんは「グレーテルは大人にならない」というボーカルユニットで活動している。
 猫田ナツメさんは以前「染脳ミーム」というグループで活動しており、その頃お仕事で知り合った。

 最近再会して、時たまお会いしている。
「グレーテルは大人にならない」はダークメルヘンファンタジーをテーマとした、ミュージカル調の楽曲が多いユニットで、ミュージカル楽曲好きの筆者には刺さる曲が多い。
 また、筆者は「染脳ミーム」の楽曲がとても好きだったので、「染脳ミーム」で作曲を担当されていたマモルさんが「グレーテルは大人にならない」の楽曲を作曲されているのがとても嬉しい。

 ダークメルヘンファンタジーな「グレーテルは大人にならない」の世界観とも今回のスタジオはマッチするのではないかと考え、猫田ナツメさんにモデルをお願いした。

白基調に黒パネルが正解だった

 スタジオはとてもかわいかった!

 しかし、アングルが少し難しかった。

 各テーマのブースが少々狭いのもあり、かわいいアングルをたくさん見つけるのがむずかしい。

 しかしプロップを考えなくても気軽にかわいい写真が撮れて、衣装も考えなくてよくて、楽しく撮影するには大満足だった。

 今回、ウェアラブルロボット「METCALF clione」には黒いパネルを選択した。
 衣装がどうなるかわからなかったので、「黒なら合わせられるだろう」と考えての選択だ。
 白を基調とした背景や衣装が多かったので、黒で目立って正解だったようだ。
 衣装は、最初は白い長袖のドレスを選択した。
 水色のリボンの入ったはしごレースがかわいい。

かわいいベッドの付近で撮影した

 小物であふれていて可愛いベッドである。
 小さい頃ってこういうかわいいベッドに憧れていたよなあ。
 天蓋つきの白いワイヤーフレームのベッドが欲しかった頃ってあるよね。

かわいいベッド

ストロボでシャッター速度を探る

 筆者はフィルムカメラで撮影をしているので、日光で撮れる屋外でしか基本的に撮影をしない。
 普段はフィルムのISO(感度)を400にしているので、暗いところでの撮影ができないのだ。
 今回スタジオ屋内での撮影ということで、実はかなりびびっていた。
 前回の学校は日の光が入る場所で撮影していたし……。
 立てる照明を持ち込む発想がなかったので、照明はカメラにつけるストロボを使用した。

機材たち

広角レンズ

ストロボ

 カメラは「EOS10QD」、キヤノンから1990年に発売されたフィルム一眼カメラである。
 レンズは個人的に広角が撮りやすいので17-40mmのEFズームレンズ。
 ストロボはやはりキヤノンの「430EXⅢ-RT」である。

 今まで屋外の日光に頼りきりだったのでストロボを使いこなす自信がなく、探り探りで撮った。

 個人的に自分の機材では、屋外だとシャッター速度1/125くらい、屋内だとストロボなしで暗い雰囲気ならシャッター速度1/60くらい、ストロボ使う場合、ストロボの目盛りを-1してシャッター速度1/90くらいかなあ。

 状況によって変えはしますが大体上記の感じ。

 機材の使い方がいまだに良くわかってないので、どこかで習いたい気もするな……。

 結局かなりPhotoshopで色味いじってしまうので、なんとかなってる感じはする。


 続きは「純白のかわいいスタジオで黒いウェアラブルロボットを撮る」でお楽しみください。

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