本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「4月6日が「ソラコム・SIMの日」として記念日登録されました」を再編集したものです。
本日、4月6日は、語呂合わせで「4(シ)6(ム)」とも読めることから、このたび『ソラコム・SIMの日』として、一般社団法人 日本記念日協会から正式に登録されました。
4月6日はSIM(シム)の日
すでに一般社団法人 日本記念日協会のウェブサイトにも掲載されております。
ソラコム・SIMの日
IoTを実現するために必要となるIoTデバイスや通信、アプリケーションなどをワンストップで提供するIoTプラットフォーム SORACOMを展開する株式会社ソラコムが制定。スマートフォンやタブレット、ウェアラブル製品など、さまざまなデバイスで活用されるSIM。現代の快適な生活や効率的なビジネスを支えるSIMについて、より広く、より多くの人に知ってもらうのが目的。日付は4と6で「SI(シ=4)M(ム=6)」と読む語呂合わせから。(kinenbi.gr.jp より)
ソラコムでは、2015年にIoTプラットフォームSORACOMを提供開始して以来、主力であるデータ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」において、IoT SIMを提供してきました。サービス開始7年で進化し続けています。
《SORACOM IoT SIMの特徴》
- 1枚のSIMで世界中160以上の国と地域でつながる
- カード型 / チップ型(eSIM)にも対応
- プラットフォームとして、デバイス/通信/クラウドのノウハウでIoTにまつわる問題解決を支援
本記事では、快適な生活や効率的なビジネスを支えるSIMについてご紹介します。
IoT向けのSIMは何に使われているのか
SIMカードというと、スマートフォンでの利用を想像される方が多いと思います。しかし、最近はIoTといわれる”モノ”にもSIMが搭載されるケースが増えてきました。例えば、車や小型モビリティ、決済端末、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスです。もちろん、センサーやカメラの通信にも使われることもあります。そして最近増えてきているのが、新しいコンセプトのサービスやプロダクトでの利用です。
《IoT活用の一例》
- スマートウォッチ型のIoTデバイスで、人の体調の変化をいち早く検知。一元管理で安全・安心を提供<ミツフジ株式会社>
- IoTを活用し水族館の水位異常を検知、漏水事故防止で安全な展示を実現<株式会社アクアメント/株式会社神戸デジタル・ラボ>
- 病院レベルの検査を、どこでも気軽に受けられるように。睡眠×IoTで、病気予防や生活の質向上に切り込む<株式会社S’UIMIN>
他にも様々な活用事例があります。詳細は、IoT USECASE サイトからご覧下さい。
IoT向けのSIMを選ぶポイント
IoT向けのSIMを選ぶポイントはいくつかあります。基本となるのは、以下の3つのポイントです。
- 利用できる国、通信キャリア(データ通信料金、ローミングの有無)
- 通信規格 (LTE, 省消費電力が特徴のLTE-M, 大容量低遅延が特徴の5G)
- サイズ(カード型, 基板に組み込むチップ型)
IoTデータ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」は、グローバル160以上の国と地域で利用できるSIMを提供しています。ソラコムとの契約により1枚のSIMでグローバルで使える、マルチキャリアでつながる、SIMの契約を書き換えられるなどの特徴があります。
IoTプラットフォームSORACOMは、IoT SIMだけではなく、IoTシステム活用を加速するオプションサービスをご用意しています。デバイスやクラウドなど専門知識が必要なIoT活用をよりスムーズに始められます。
本日、IoTプラットフォームSORACOMのサービスサイトのTOPページをリニューアルしました。IoTシステム活用に必要となるSIMの種類はもちろん、システム開発の要素についてもサービスとともにご紹介していますので、これからIoTシステム活用をお考えの方はこちらも参考になさってください。
IoT SIMのテクノロジーは進化している
携帯電話ネットワークの規格は、GSMAという業界団体が国際的に標準化を進めています。
4G,5Gといった通信規格そのものだけではなく、携帯電話ネットワークに接続するために必須となるハードウェアであるSIMについても、常に新しい議論が進んでおり、チップ型のeSIM、SoC一体型のiSIMなどSIMにおいても新しい話題があります。
IoT SIMの進化について詳しく知りたい方は、ソラコムのSIMの企画・開発に長年携わっている担当のインタビュー記事をご覧ください。
IoT向け以外にも、SIMのテクノロジーの進化は、私たちが使うスマートフォンにも到来しています。今や気軽に使えるようになったコンシューマー向けeSIMでは、店頭に行くことなく、アプリやインターネット経由で必要な時にプランを購入して、スマートフォンに内蔵されたeSIMに設定することも今や当たり前となりました。
iPhone/iPad向けeSIMデータ通信サービス「Soracom Mobile」では、設定時に手間のかかるQRコードいらずで、iOSアプリの中でeSIMの購入から設定まで完結できます。日本はもちろん、アジア・パシフィック、ヨーロッパ、北米の各国プラン、周遊プランもあるので海外旅行や出張にも最適です。2023年5月までの間、リーズナブルにご利用いただけるキャンペーン料金でのご提供中ですので、ぜひお試しください。(サイトはキャンペーン適用後の料金が表示されます)
IoT SIMの技術を学ぶには
SIMをはじめとした通信の技術は、新しいサービスやプロダクトの企画者や開発エンジニアにとっても押さえておくべき技術になりつつあります。
IoTシステム活用における、SIMの使い方を学ぶには、実際にIoTシステムを開発してみることが近道です。ソラコムでは、IoT DIYレシピという用途別のオリジナルのIoT開発手順書を60種類以上、無料で公開してセルフラーニングを促進しています。
《IoT開発手順書の一例》
- IoTで手軽な監視カメラシステムを作りたい
- IoTでドアの開閉を簡易的に検知したい
- IoTでPLCを安全に遠隔メンテナンス
また、コミュニティに参加することも学びを深める手段になります。SORACOM UGは、SORACOMのユーザーが主体となって企画実施しているコミュニティです。2023年4月6日の開催は、SIMの日記念ということで、「SIMってなんだ? ~セルラー通信がつながる仕組み、説明します」、「SIM の Deep Diveな話 〜 SIMはどうやってキャリアを選択するの?」と題したセッションも予定しています。オンライン開催ですので、今からでもお申し込み間に合います。ぜひご参加ください。
《SORACOM UG Online #16 ~SIMの日イベント~》
ソラコムでは、引き続きSIMの日を通じて、ビジネスや暮らしを支える通信「SIM」に注目し、情報発信していきます。
ソラコム 田渕
投稿 4月6日が「ソラコム・SIMの日」として記念日登録されました は SORACOM公式ブログ に最初に表示されました。
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