アップルが日本国内向けに販売する認定整備済製品のラインナップに、「iPhone」が新たに加わった。1年間のハードウェア製品保証付き。新品の直販価格より安価に購入できる。
新品同等のiPhoneがより安価で購入可能に
アップルの認定整備済製品は、初期不良などで同社へ戻ってきたデバイスを整備し、新品同等の状態で販売する仕組み。
日本ではこれまで「Mac」や「iPad」「Apple Watch」などで認定整備済製品が提供されてきたが、今後はこれらに加え、iPhoneの認定整備済製品も購入可能となる。
3月29日15時時点で販売されているのは、「iPhone 12 Pro Max」「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4機種。メニューには「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」もグレーアウト状態で表示されていることから、今後これらの機種も販売されるとみられる。
価格はアップルの新品直販価格より安価に設定されている。例えばiPhone 13(512GB)の場合、新品が15万2800円(Apple Storeオンライン)なのに対して、認定整備済製品は2万3000円安い12万9800円だ。
iPhoneの認定整備済製品は外装とバッテリーを新品に交換済で、iOSも最新バージョンを搭載。充電ケーブルなどの付属品も揃った状態で配送される。
通常の新品と異なる点は本体が入っている箱で、こちらはiPadの認定整備済製品と同様、専用の白い箱となる。
製品保証は通常の新品と概ね同じで、1年間の無料のハードウェア製品保証のほか、有料の追加保証プラン「AppleCare+」に加入することも可能だ。
なお、アップルの認定整備済製品は在庫が限られており、ユーザー同士で争奪戦となることも珍しくない。
実際、筆者もiPadの認定整備済製品を購入する際、購入ボタンをタップした途端に在庫切れとなったケースを複数回経験している。
どうしても欲しいものがあるときは、出物があったら即購入ボタンを押すくらいのつもりで臨むのがおすすめだ。
アップルの認定整備済製品は、Apple StoreオンラインまたはiOS/iPadOSのApple Storeアプリ内にある認定整備済製品コーナーから購入できる。