このページの本文へ

初めてのMac Mini、M2/M2 Pro搭載モデルのアクセサリーは何を選ぶ?

2023年02月27日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

USB-A端子を継続採用。音質重視のUSBケーブルが引き続き使えるので、デスクトップオーディオ環境の構築にも最適です

仕事にエンタメに、可搬性能の高さを活かしたい

 筆者は発売の前後から新しいM2 ProモデルのMac miniを試していますが、Webで調べ物をしながら原稿を書いたり、デジタルカメラで撮影した写真を加工したり、合間の時間に動画や音楽を視聴するような使い方を続けて、まだ何の不便にも遭遇していません。Apple Arcadeのゲームも快適にプレイできます。おそらくM2モデルであっても、筆者のように「ふつうの使い方」が何不自由なくできると思います。

 M2 Mac miniを簡易な動画の編集制作に使うことを検討されているのであれば、メモリーは標準仕様の8GBではやや心許ないかもしれないので、容量を16GB(+2万8000円)以上に盛るとよいでしょう。

 ストレージも標準の容量は256GBですが、初期投資で1TB/2TBにボリュームアップするか、または外部記憶媒体を用意すると安心です。Mac miniにはUSB-A端子が2系統あるので、過去のバックアップデータを保存したUSB-HDDがつなぎやすいです。

 Thunderbolt 4/USB-C端子はM2 Proモデルが4基、M2モデルが2基を搭載しています。Thunderboltはうち1基がディスプレイのために塞がると、M2モデルは残る端子が1基になります。ディスプレイをHDMI接続に逃がせばThunderbolt経由でもう1台の外部ディスプレイを拡張したり、2つのポートをUSB-C接続のアクセサリーのために使えます。さらにUSB-Cマルチポートアダプターを活用すれば端子の不足は補えます。なお、M2モデルは最大2台、M2 Proモデルは最大3台までの外部ディスプレイを同時に接続して使えます。

 Mac miniの質量は約1.2kgです。ふだんは仕事部屋に置いて、Apple TVやNetflixの動画を家族揃って見たい時にはリビングルームにあるテレビやプロジェクターにHDMIで接続するといった使い方もできる「ポータブルなデスクトップのMac」であることも本機の魅力です。

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中