リアルイベントならでは人材交流と情報共有の楽しさ
最後はアールスリー、星野リゾート、日清食品HDがそれぞれ画面を披露しながらkintoneとCustomineの利用実態を説明した。
アールスリーは経費や申請、出張精算などの総務系システム、契約やセールス関連のシステム、アカウント管理などをポータルで一元化していた。出張精算の模様がフローチャート化されており、そのままサービス化できるクオリティだった。
星野リゾートは現在800前後のkintoneアプリが社内で動いており、ワークフローやプロジェクトごとに構築されているスペースもポータルからアクセスできる。最近はITサポートにチャットボットを導入したとのこと。
日清食品グループはkintoneのトップページにグループ会社のアイコンがあり、アイコンをクリックすると各社のアプリが表示される。このアイコンがカップヌードルにできるところがkintoneの柔軟性を感じられた。あと、Microsoft Swayでマニュアルを作っているというのは面白い試みだと思った。
さて、すっかり日も暮れ、本編が終了したあとはお待ちかねの懇親会。会場は「軽井沢星野エリア」内にあり、近くの商業施設である「ハルニレテラス」に移動し、滋味豊かな地元の食べ物に舌鼓を打ちながら、四方山話に花が咲いた。筆者も懇親会に参加し、終了間際に「星野温泉 トンボ湯」まで堪能してしまった。取材の都合で2日目はいられなかったが、顔をつきあわせないと難しい、リアルイベントならでは人材交流と情報共有の楽しさたっぷり感じられた。
