アップルは1月19日、日本語手話(JSL)でアップルに問い合わせができるビデオリレーサービス「HandTime」を公式サイトで提供開始した。
米などでリリース済み「SignTime」の日本語版
HandTimeは、2021年5月にアメリカやイギリスなどで開始された、聴覚障害のある方をサポートする手話通訳機能「SignTime」の日本版となる。
利用者はアップルが用意する日本語手話通訳者と手話を使って内容を伝えることで、Appleサポートに問い合わせ可能、回答も通訳者から手話で受け取ることができる。
また、同サービスは日本語以外にも英語(アメリカ、イギリス、オーストラリア)、フランス語(フランス、カナダ)でも利用可能だ。
利用手順
利用するには、まずHandTimeのページにアクセスし、「日本手話の通訳者に接続」を選択する。デバイスのカメラとマイクへのアクセスを許可し、手話通訳者につながったら日本語手話で問い合わせの内容を伝える。
会話が終わるといったん通話を切り、手話通訳者が代理でアップルサポートに問い合わせ、回答を再び日本語手話で伝えてもらう仕組みだ。
なお、アップル公式サイトでは、チャットやメールでの問い合わせも可能となっている。