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アップル、第2世代「HomePod」を発表 iPhoneを近づけるだけで音楽再生を引き継げる

2023年01月18日 23時45分更新

文● ASCII

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 アップルは、第2世代となる大型のスマートスピーカー「HomePod」を発表した。2月3日の発売で、価格は4万4800円。

UWBを用いることで、iPhoneを近づけると、
そのiPhoneで再生中の音楽や通話などが引き継がれる

 初代のHomePodは国内では2019年に発売したが、2021年3月には製造終了を発表するなど(「アップルはなぜHomePodの製造を終了したのか」)、比較的短期間の製品寿命だった。今回第2世代として復活を果たしたが、上部により大きなディスプレイを搭載したほか、超広帯域テクノロジー(UWB)の活用により、iPhoneを近づけるだけで、そのiPhoneで再生中の音楽やポッドキャスト、通話などをHomePodに引き継いで再生を継続できる。

 本体にはApple Watch Series 7と同じ、S7チップを搭載。ソフトウェアによるコンピュテーショナルオーディオと、20mmの幅で動く振動板、本体下部の5つのツイーターなどが連携して、革新的なサウンド体験を実現するとしている。

 また前モデルと同様に、Siriによって希望する音楽の再生のほか、リマインダーやカレンダーの利用、最大6人までの声の認識、Apple TV 4Kとペアリングしてのホームシアターでの活用、iPhoneなどのアップル製デバイスを鳴らして位置を特定する「探す」、2台のHomePodによるステレオペアなどの機能を活用できる。

 新機能としては、煙や一酸化炭素の警報器のサウンドを自動認識し、ユーザーのiPhoneに通知を送信したり、温度や湿度のセンサーを内蔵して、部屋が一定の温度に達したときに他のスマート家電(ブラインドを閉めたり、扇風機をオンにする)の操作の自動化も可能になっている。

 カラバリはミッドナイトとホワイトの2色。ミッドナイトの表面部は100%再生メッシュ生地で作られているとのこと。編み込みの電源ケーブルも同じ色で統一されている。

 

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