使いやすさ、快適さを考慮したモバイルノートPC
軽さだけでなく操作性もグッドな13.3型モバイルノート「LIFEBOOK WU2/G2」 (2/2)
2023年01月13日 09時00分更新
タイピングが快適すぎるキーボード
LIFEBOOK WU2/G2は、ディスプレーを開くとヒンジが少し持ち上がってキーボードに少し傾斜がつく仕掛けになっている。タイピングしやすいうえに手首に負担がかかりにくいため、長時間の業務も快適だ。
またヒンジが持ち上がることによって本体底面が机面に密着しにくくなるため、排熱効率が上がるのもメリット。膝の上に置いて使用しているときも熱が伝わりづらいため、高負荷時でも比較的不快感は少なかった。
キーボード自体もかなりしっかりしたつくりになっている。キーピッチは約19mmで、キーストロークは約1.5mm確保されている。ノートパソコンによっては一部のキーのみ幅が狭くなっていることもあるが、本機の場合はそういった変則的なサイズのキーがなく、タッチタイピングがとてもしやすかった。バックライトが内蔵されていて暗所でもタイピングしやすいのと、矢印キー(カーソルキー)の配置に段差がつけられていて、ほかのキーと区別しやすいのも評価できるポイントだ。
タッチパッドは独立したクリックボタンが搭載されたタイプを採用。クリックボタン一体型に比べるとタッチ操作できるスペースが小さくなりがちだが、ドラッグ&ドロップなどのように、クリックした後にホールドする操作はこちらの方がやりやすく感じた。もう少しタッチパッドの天地があると文句なしだが、一般的な用途で窮屈さを感じる場面は思ったより少なく、十分快適に操作することができた。
出先で使う際に重宝したのが、電源キーに内蔵された指紋認証センサーだ。あらかじめ指紋を登録しておけば、指で触れるだけでログインすることができる。今回試した限りでは、指紋の認識速度も精度も高い水準で、パスワードレスでスムーズに使い始めることができた。
持ち運びやすさだけでなく、操作性にも配慮が見られるLIFEBOOK WU2/G2。今回は、その使い勝手を中心に紹介したが、次回は気になるパフォーマンスを検証していく。
LIFEBOOK WU2/G2 主なスペック | |
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ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | インテル「Core i3-1215U」/「Core i5-1235U」/「Core i7-1255U」 |
グラフィックス | [Core i3搭載時]インテル UHD グラフィックス、 [Core i5/i7搭載時]インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 4GB/8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
光学ドライブ | - |
インターフェース | USB 3.2(Gen2)Type-C×2、USB 3.2(Gen1)Type-A、HDMI、有線LAN(1000BASE-T)、3.5mmステレオミニジャック(マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子)、SDメモリーカードスロット、 |
通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5.1 |
カメラ | 約92万画素ウェブカメラ(プライバシーカメラシャッター付き) |
本体サイズ | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm |
重量 | [25Whバッテリー搭載時]約736g~ [64Whバッテリー搭載時]約865g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |