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「HUAWEI WATCH GT 3 SE」レビュー その2

カジュアルに使えるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 SE」の使い勝手を検証する

2023年01月17日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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ファーウェイ・ジャパン「HUAWEI WATCH GT 3 SE」(2万7280円)

 ファーウェイ・ジャパンからカジュアルなスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 SE」(2万7280円)が発売されています。前回(お手頃価格のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 SE」で正月太りや寝不足をチェックする)は基本スペックについてご紹介したので、今回は実際の使い勝手についてレビューしていきましょう。

文字盤が大きいので見やすく
情報量も多いので便利に使える

 まず、1.43型AMOLEDディスプレー(466×466ドット)ですが、サイズ、解像度ともにばっちり。本製品の画面サイズがあればメールなどの件名もラクに読めますね。ちなみに件名の表示可能文字数は最大44文字。メールの内容はだいたい把握できます。

Gmailの件名の表示可能文字数は最大44文字

ほとんどのメールは件名を見れば緊急かどうかは判断がつきます。急ぎのメールだけスマホで見ればよいのでラクチンです

情報量の多いウォッチフェイスでも1.43型の画面サイズのおかげでしっかり確認できます

 スマートウォッチは屋外で利用する機会が多いですが、高輝度なAMOLEDをディスプレーに採用しているだけに直射日光下でも実用上十分な視認性が確保されています。手で影を作ったり、角度を変えることなく、手首に目をやれば素早く文字盤を読み取れます。

直射日光下でも実用上十分な視認性が確保されています

 バッテリー駆動時間については、58時間連続使用した際のバッテリー残量は77%となりました。単純計算で10.5日(252時間)使用可能ということになります。カタログスペックでは通常使用で14日間、ヘビーユースで7日間となっていますが、だいたい中間あたりのバッテリー消費量だったわけですね。これだけバッテリーがもてば、旅行などでも無線充電クレードル付きUSB充電ケーブルを持って行く必要はなさそうです。

58時間連続使用した際のバッテリー残量は77%となりました

 スマートウォッチ……というか時計で重要なのは装着感。「HUAWEI WATCH GT 3 SE」は適切にバンドの長さを調節すれば、ほぼ3日間付けっぱなしでも不快感はありませんでした。ただ、キーボードをタイピングする際にバンドの厚みがちょっと気になりました。個人的にはブレイデットソロループ的なバンドがほしいところです。

記事執筆時点の冬の時期であれば1日中付けっぱなしでも不快感はなかったです

バンドが重なっているところは厚みが増えるので、キーボードのタイピング時には気になります

とは言え、キーボード手前にパームレストを置いたり、手首がテーブル手前に来るように位置を調整すれば無問題です

 ちょっとびっくりしたのがスピーカーの音質。「HUAWEI WATCH GT 3 SE」で音楽を再生すると、スマートウォッチで鳴っているとは思えないほど音が良いのです。もちろん音楽を再生することはレアな用途ですが、それだけよいスピーカーであれば、音声通話の音質も良いわけです。本機のスピーカー音質は大きなメリットと言えます。

音が大きいだけでなく、ちょっとビックリするぐらい音質がいいのです

 今回はスマートウォッチとしての基本的な使い勝手をチェックいたしました。次回は「カスタマイズ編」をお届けいたします。

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