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2022年12月29日 17時30分更新
Windows 8.1サポート終了で何が起きる?
「Windows 8.1」のサポートが2023年1月10日で終了します。あと2週間ありません。マイクロソフトはOSのアップグレードもしくは「Windows 11」搭載のPCに乗り換えることを勧めているようです。
では「サポート終了」で何が起きるのでしょうか?
まず、1月10日のサポート終了と同時にWindows 8.1搭載PCが使えなくなる、ということはありません。引き続き利用は可能です。ただし、主に3つのデメリットが発生します。まず、開発元のマイクロソフトが相談窓口を閉じてしまうため、利用中の疑問や思わぬトラブルが起こっても、公式に頼ることができなくなります。
2つ目はソフトウェア更新プログラムの配布が止まるため、これ以上使い勝手が良くなったり、挙動がおかしい個所があっても改善されることはありません。
何より問題なのは3つ目のセキュリティ更新プログラムの配布が止まってしまうこと。つまり、今後Windows 8.1に新しい脆弱性が発見されても、開発元のマイクロソフトは修正しないのです。当然、悪意ある人たちはその脆弱性を利用して不正アクセスを試みるなどの攻撃を加えるでしょう。しかし、PCを防御する術はないのです。
マイクロソフトからは下記のような発表がありました。対策は2つ。OSをWindows 8.1からWindows 10ないし11にアップグレードすること。もしくはWindows 10、11が搭載されているPCを用意することです。
2023年1月10日の時点で、Windows 8.1を実行しているコンピューターは引き続き機能しますが、Microsoftは以下を提供しなくなります。
・あらゆる問題のテクニカルサポート
・ソフトウェア更新プログラム
・セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラム
Windows 8.1を実行しているPCを引き続き使用できますが、ソフトウェアとセキュリティ更新プログラムを継続しなくても、PCはウイルスやマルウェアのリスクが高くなります。引き続きサポートされているバージョンのWindowsにアップグレードすることをお勧めします。