2022年12月6日、kintone SIや関連サービスの開発・販売を手がけるアールスリーインスティテュートは、グランフロント大阪の新オフィスを公開した。同日グランフロントで開催されたCybozu Circus OSAKA 2022に参加していたパートナーや関係者を集めたオープニングパーティも行なわれた。
「会って話す価値」を再認識 グランフロントに「遊び場」を開設
同社はもともと大阪市内の本町にオフィスを構えていたが、テレワークの利用が当たり前になったこともあり、オフィスの勤務も数名にとどまっていたという。一方で、コロナ禍での行動制限が緩和され、リアルで会う機会が増えてきたこともあり、同社は「会って話す価値」を再認識。社員だけでなく、ユーザーやパートナーがコミュニケーションできるスペースとして、本社を移転するとともに、新たなコラボレーションスペース「gusuku Ashibinaa OSAKA」を開設した。
gusuku Ashibinaa OSAKAは同社の社員が住む沖縄の方言にちなんでいる。同社のサービスで用いられているgusukuは、沖縄の方言で「お城」を意味する。また、Ashibinaa(あしびなー)も遊び場を意味しており、「たくさんの方が遊び場のように集まってコミュニケーションしながら、新たな価値を産み出す場所」として利用されることが期待されているという。
公開されたgusuku Ashibinaa OSAKAは、名前の通り沖縄をイメージさせる作りで、首里城をイメージさせるカフェスペースの赤いフレームの櫓が印象的。エントランス正面には沖縄生まれの花ブロックが用いられ、ガジュマルなどのグリーンやgusuku Ashibinaa OSAKAのネオンライトとあわせて南国気分を高めてくれている。
今回のオフィスは、ワークフローシステム「コラボフロー」を手がけるコラボスタイルのワークスタイル事業部がコンセプト作成、デザイン、施工管理までを支援した。コラボスタイル ワークスタイル事業部は、デジタルなワークプレイスを提供してきた同社が、働き形や企業の風土(=ワークスタイル)と働く場所(=オフィスデザイン)を融合させるべく創成した新規事業で、アールスリーが第一号の顧客になるという。
移転は2023年1月16日の予定。オープンスペースは所定審査の上、勉強会やイベントの会場として解放するほか、同社と関係の深い会社の人たちのワークスペースやセミナー会場としても利用できるという。なお、同日はgusuku Customineの導入が1000社を突破したことも発表されている。