映像・音響・放送・通信業界のプロフェッショナル向け展示会
【Inter BEE 2022】マウスがRTX 4090搭載ゲーミングPCやDAIVのノートPCなどを展示
11月16日から18日までの間、幕張メッセにて映像・音響・放送・通信業界のプロフェッショナル向け展示会「Inter BEE 2022」が開催された。同展示会にて、マウスコンピューターは同社ゲーミングブランド「G-Tuneシリーズ」およびクリエイター向けブランド「DAIVシリーズ」の製品を中心に展示を行なった。本記事では、ブースの模様をお届けしよう。
GeForce RTX 4090を搭載したゲーミングPCが目を引く
本ブースで最も目を引いたのが、インテル「Core i7-13700KF」と、NVIDIA「GeForce RTX 4090」を搭載するハイエンドゲーミングPC「G-Tune XP-Z」だ。スモーク加工が施されたガラスパネルと、赤く光るファンがいかにもゲーミングPCらしい。メモリーは64GB(32GB×2)、ストレージは2TB M.2 SSD(NVMe Gen4 4×4)、さらには4TB HDDが標準で搭載されており、あらゆる面でハイスペックに仕上がっていると感じた。
同機の展示では、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」の検証ができた。その数値は4Kフルスクリーンでスコアは1万9077で、評価は「非常に快適」。当然カクつきはまったくなく、ヌルヌル動く美麗なグラフィックが印象的だった。
そのほかにも、G-Tuneからは、水冷BOXを搭載する15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」も展示。CPUにインテル「Core i9-12900H」、GPUにNVIDIA「GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」を搭載する本機は、ファンの動作音を抑えて静粛性を高める機構などが特徴的だ。
クリエイター向けのDAIVシリーズからは、ノートの展示が目立つ
クリエイター向けシリーズのDAIVは、主にノートパソコンが展示されていた。具体的な機種は、薄型軽量でGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載する16型ノートの「DAIV 6H」や、持ち運びやすさを担保しつつ、NVIDIA「GeForce GTX 1650」を搭載する14型ノート「DAIV 4N」などが挙げられる。また、デスクトップモデルから、NVIDIA RTX A4500を搭載し、3DCADや特殊効果、4K動画編集に最適とうたう「DAIV Z9-A45」が展示されていた。
G-TuneやDAIVシリーズのほかにも、ビジネス向けノートPCの展示もあり、デスクトップよりノートPCの数が目立っていた。同社のスタッフによると、近年のクリエイター向けパソコンはデスクトップよりノートの方が売れ行きは好調だという。高性能モデルが薄型・軽量化している影響はかなり大きいようで、同社の展示内容もそのトレンドがうかがいしれるものとなっていた。