最近不穏な米国IT企業の動向、どこで情報収集する?
Twitterアカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2022年11月分アンケートから「情報収集」についてピックアップしました。
Q:Twitter社やMeta社の動向が注目を集める11月。皆さんはどこから情報収集していますか? どの情報を信用しますか?
・会社公式やCEOのサイト/SNS→42.9%
・ネットニュース→38.1%
・家族や知人/友人の会話→9.5%
・その他(リプライお待ちしています!)→9.5%
【今月のアンケート📝】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) November 16, 2022
Twitter社やMeta社の動向が注目を集める11月。
皆さんはどこから情報収集していますか?
どの情報を信用しますか?#Twitter#Facebook#Instagram#SNS#情報収集
セキュリティ的にも公式確認が◎
2022年11月現在、“米国のIT企業が大規模なリストラを実施する”というニュースが立て続けに報じられています。
Amazonの時価総額が昨年から1兆ドル(!)下落したのをはじめ、Alphabet(Google)、Meta(Facebook)など、これまで米国市場の成長を支えてきたIT銘柄が売られている状況です。先日Twitterを買収したイーロン・マスク率いるテスラの株価も昨年ピーク時の半分にまで落ち込みました。
各社は不振事業の打ち切りや1万人規模のリストラ策などに追われているようですが、社内の混乱ぶりでは一番ではないかと思われるのがTwitter。
買収以降、トレンド欄の一時停止に始まり、“ハードな働き方”を求められた結果、多数の従業員が離職するなど、不穏なニュースが連日報じられています。11月中旬には継続的な運営を危ぶむ声から「#RIPTwitter」「Twitter終了」といった文字列がTwitterのトレンドに登場し、ユーザーを驚かせました。
日本ではLINEの次にポピュラーなSNSとなったTwitter。その運営企業が不安定な動きをしているとあれば、確かな情報を求めて右往左往してしまうのも仕方ないことです。
さて、今回のアンケートでは、こうした際に信頼できる情報提供者について聞いてみました。投票ありがとうございます!
1位は「会社公式やCEOのサイト/SNS」とのことで、公式を直接確認する習慣が付いているのはセキュリティ的にパーフェクトですね! フィッシングメールの真偽を確かめる際も、メール内のURLは触らずに検索で公式に直接たどり着くか、事前に追加しておいたブックマークから飛ぶか、そのどちらかが安全です。
ただ、今回のTwitter騒動の場合、CEO自らカオスを作り出している感が否めないので、下手に信じないのが吉だと思いますが……。
2位は「ネットニュース」。とはいえ、今回はCEOのツイートをそのまま報じるものが少なくないので、鵜呑みにはできません。丁寧に取材を重ねている現地報道を確認するのがよいでしょう。
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!