東日本電信電話(以下、NTT東日本)は10月13日、シスコシステムズのクラウド電話サービス「Webex Calling」について「Webex Callingライセンス」および「Webex Calling対応端末」 を提供すると発表した。10月31日から提供を開始する。
NTT東日本では、同社の「ひかりクラウド電話」の接続先として、今年6月から「ひかりクラウド電話for Webex Calling」として接続を開始。場所を問わずにオフィスの固定電話番号で発着信ができるため、とくに中堅・中小企業の顧客からいっそうの評価を得ているという。
今回の提供は、利用者からひかりクラウド電話for Webex CallingのみならずWebex Callingについてもワンストップで提供してほしいという要望に応えたもので、ニーズや課題に応えるべくWebex CallingなどをNTT東日本から提供することにしたとう。
Webex Callingライセンスはひかりクラウド電話for Webex Callingでの発着信やウェブ会議などを実現するライセンスを提供。以下のライセンスが用意される。
・Webex Calling Space
主に受付や会議室、共有スペースなど、共用で使用するIP電話端末数に応じて適用されるライセンス
・Webex Calling Pro
主にひかりクラウド電話 for Webex Callingを使用するユーザーに応じて適用されるライセンス
・Webex Meetings
主にオンライン会議を主催するユーザー数に適用されるライセンス
・端末登録ライセンス
主にオンライン会議に接続するビデオ会議専用機器に応じて適用されるライセンス
ライセンスに加え、Webex Calling対応端末として卓上での発着信を可能とする電話端末およびウェブ会議端末などを提供する。