CPUはCore i7-12700、GPUはGeForce RTX 3060を搭載
FFXIVをフルHD~WQHDで快適に遊びたい人に、第12世代Core+RTX 3060を搭載するマウス製ゲーミングPCがオススメ!
最新コンテンツでフレームレートを計測
2560×1440ドット以下なら快適なプレイを実現
それでは、G-Tune HM-BJのFFXIV: 暁月のフィナーレのパフォーマンスを確認しよう。まずは「FFXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」からだが、今回は「最高品質」に指定してベンチマークを実行している。
その結果だが、G-Tune HM-BJは1920×1080ドットで2万を大きく超える半面、3840×2160ドットでは7000台まで落ち込んでしまった。スクウェア・エニックスが示す指標では、スコア1万5000以上とされており、G-Tune HM-BJは2560×1440ドットでそれにあと一歩のところまで迫っている。1920×1080ドットではそれを大きく上回っている、快適なプレイが実現できそうだ。
そこで、実際にFFXIV: 暁月のフィナーレをプレイし、各シーンにおけるフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で計測してみたい。
まずは、「リムサ・ロミンサ」という都市での移動シーンだ。ここは、多くのプレイヤーで賑わっており、それゆえ、描画負荷はかなり高めだ。G-Tune HM-BJは、3840×2160ドットでは最小フレームレートが46fpsまで低下するものの、2560×1440ドットで60fpsを大きく超えるパフォーマンスを発揮。1920×1080ドットでは、最小フレームレートは120fps、平均フレームレートは140fpsにまで至っており、ゲームの快適性はまったく問題がない。
続いて「無人島」におけるフレームレートをチェックしよう。この無人島は、パッチ6.2で実装された最新コンテンツで、無人島で素材を採集し、そこから道具や建物などをクラフトするスローライフを楽しむコンテンツだ。無人島には森林がうっそうと生い茂り、野生動物も動き回るなど描画負荷も高めだ。
その結果だが、やはりG-Tune HM-BJは、3840×2160ドットでは平均フレームレートでさえ、60fpsを大きく割ってしまっている。しかし、2560×1440ドットでは最小フレームレートが90fpsに達し、1920×1080ドットでは、最小フレームレートが140fpsに届き、かなり快適なプレイが実現。これらの解像度であれば、実際にプレイしていても“重い”と感じる場面はまったくなかった。
最後に戦闘シーンでのパフォーマンスも確認しておこう。今回は、こちらもパッチ6.2で実装された「万魔殿パンデモニウム:煉獄編4」でフレームレートを計測してみたい。いわゆる“レイド”と呼ばれるコンテンツで、ボスの放つ攻撃が多彩で、そのエフェクトの描画負荷が大きくなっている。
その結果だが、1920×1080ドットであれば、G-Tune HM-BJは、最小フレームレートは120fpsを上回っており、プレイは至極快適だ。2560×1440ドットになるとフレームレートがかなり低下するものの、それでも最小フレームレートは70fps以上をキープしており、プレイに支障はない。3840×2160ドットでは、平均フレームレートが60fpsを切ってしまい、やはりG-Tune HM-BJにとっては重荷のようだ。
価格は基本構成で税込29万9800円
Bluetoothでゲームパッドの使い勝手良好
以上のテスト結果から明らかなとおり、G-Tune HM-BJのパフォーマンスは非常に高い。2560×1440ドット以下の解像度であれば、FFXIV: 暁月のフィナーレはすべての場面で快適にプレイすることが可能だ。
また、今回はテストにPlayStation 5用の「DualSense ワイヤレスコントローラー」をゲームパッドとして使用したのだが、G-Tune HM-BJはBluetooth 5をサポートしているため、接続が容易で使い勝手がよかった。このように、Bluetooth対応のゲームパッドが簡単に使用できる点も、G-Tune HM-BJのアドバンテージと言っていいだろう。
さらに、ゲーム以外の用途でも高いパフォーマンスが期待できる点も魅力的だ。FFXIV: 暁月のフィナーレをこれから始めようという人や、FFXIV: 暁月のフィナーレの快適性を向上させたい人にとって、このG-Tune HM-BJは一考の価値アリだ。
(提供:マウスコンピューター)
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