このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

週刊つぶやき流行語総研 第40回

2022年9月21日~27日のツイートデータから注目「コミック・ラノベ」流行語を探し出す

ゴブスレ、青ブタ、strange Fake……人気ラノベの新展開をチェック

2022年10月05日 18時00分更新

文● せきゅラボ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

最新刊!コラボ!特番!

 6位は「僕のヒーローアカデミア」。9月22日、コミック36巻(10月4日発売)の書影が公開され、拡散されています。ほか、10月1日より放送開始となるアニメ第6期の新CM動画も公開、こちらも話題となっているようです。

 

 7位は「鬼滅の刃」。とあるユーザーによる「アニメ公式サイトが、Google Chromeの言語判定で中国語と判定され、無理やり翻訳されている」旨の画像投稿がバズを起こし、拡散されています。

 8位は「チェンソーマン」。「BLEACHやチェンソーマンなど最近の集英社アニメは完成度が高いが、その熱意を封神演義にも分けて欲しかった」という投稿がバズを起こし、拡散されました。リプ欄では過去の集英社原作アニメが多数挙げられています。

 9位は「ルパン三世」。『ルパン三世』アニメ化50周年、『キャッツ・アイ』原作40周年を記念して、コラボアニメの制作が決定。Prime Videoでの世界独占配信も発表されました。

 

 10位は「Fate / strange Fake」。ゲーム『Fate / stay night』のスピンオフ小説『Fate / strange Fake』が、『Fate / strange Fake -Whispers of Dawn-』というタイトルで、TVスペシャルとしてアニメ化されることが決定。12月31日放送予定の特番「Fate Project 大晦日TVスペシャル」内で放送されることも発表されました。

メディアミックスをきっかけに興味を持ったけれど……!?

 夏から秋にかけての番組移行時期ということもあってか、アニメ化などメディアをまたぐ新情報が続々発表された1週間でした。ランキングでも半数以上が発表によるバズの結果だったようです。コミック・ラノベの映像化はやはり心躍りますね!

 さて、こうした新情報をきっかけとして作品に興味を持つ人は多いのですが、なかには海賊版やネタバレサイトに手を出してしまう層もいます。海賊版はもちろんのこと、ネタバレにも著作権を侵害したものがあり、これは巡り巡って商業漫画のビジネス停滞につながってしまいます。

 新情報発表のタイミングでは、公式で電子書籍の第1巻を無料で閲覧可能にするキャンペーンなどを実施していることがありますので要チェックですよ!

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「ネタバレサイト」ってなに?

A:漫画やアニメなど、その作品内の画像や文字などを抜き出して掲載、そのストーリーについて解説しているサイトのことを指す。

 作品をすべてコピーしてアップロードするのではなく、漫画のセリフのみを書き出したり、一部のコマを加工した状態で画像として掲載したりすることで、海賊版ではなく「あくまで引用である」という体裁で集客してはいるものの、著作権法的に「適切な引用」に認められるものばかりではなく、違法とみなされるものもある。

 連載誌や単行本の発売直後にネタバレすることで集客し、広告収入を得ることを目的にしているが、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺の入り口になっている可能性もあるため、閲覧は避けることをお勧めする。なお、すでにネタバレサイト運営者の摘発も起きている。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
メールはこちらへ

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事