内蔵GPU「GeForce MX350」を搭載したモデル

第10世代Coreでもまだまだ現役! 15.6型ノートPC「mouse K5」のポテンシャルを徹底チェック

文●勝田有一朗 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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仕事や普段使いにもってこいのインターフェースやサウンド機能も魅力

 続いて、筐体側面のインターフェース類を確認していこう。mouse K5の向かって左側面には、前方側から順にヘッドセット/ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、USB 2.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-A×1が並び、その後方には排熱用の大きなスリットが設けられている。

 同様に右側面は前方側から順にSDメモリーカードリーダー、USB 3.1 Gen2 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×1、RJ45 LANポートを備える。安定した通信環境の構築に欠かせない有線LANは用途によっては嬉しい点だ。

左側面に並ぶインターフェース類

右側面に並ぶインターフェース類

 前側面には動作状況を伝えるステータスLEDが備わっており、電源オン、電源コネクター接続、ストレージアクセスのステータスを確認可能だ。

 背面側、液晶ディスプレーのヒンジ下にはMini DisplayPort端子、HDMI端子、電源コネクターが並ぶ。映像系と電源系のインターフェースが背面に集約されているので使い勝手は上々だ。mouse K5はこれらの映像出力を用いて、最大3画面までのマルチディスプレーに対応する。出力できる最大解像度はそれぞれMini DisplayPortが4K・60Hz、HDMIが4K・30Hzとなっている。

ステータスLEDが並ぶ前側面

映像出力端子と電源コネクターが並ぶ背面側。排熱用の大きなスリットは塞がないように注意

 最後に底面もチェックしておこう。底面には冷却のための大きなスリットと、そこから覗き見られるヒートパイプや空冷ファンなど、大がかりな冷却システムを確認できる。また、左右両サイドの前方側にはステレオスピーカーが収まるスリットもある。

 スピーカーのついでにサウンド系に関して付け加えておくと、mouse K5にはサウンド制御ソフトウェアの「Sound Blaster Cinema 6」が付属していて、音声再生時に様々なサラウンド処理を付加してくれる。ノートパソコンの本体内蔵スピーカーとは思えないような広がりのあるサラウンドで、動画視聴などを楽しむことができる。

mouse K5の底面。冷却用に広くスリットが空けられている。左右端のスリットはスピーカー

Sound Blaster Cinema 6で、様々なサラウンド設定も可能だ