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iPhoneユーザーの僕が「HUAWEI WATCH FIT 2」の購入を決めた理由

2022年09月04日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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心拍数や血中酸素レベルは、知りたいときに手動でのチェックも可能。血中酸素レベルの測定値はスマートウォッチによって精度に差があるように感じているが、FIT 2は信用できる数値が出るように思えた

iPhoneでもほとんどの機能を利用可能

 健康管理に関する機能は、多くの人が必要とするものは、もれなく揃っている印象です。心拍数と血中酸素レベルは、自動で継続的なモニタリングが可能。異常を検知した場合は、アラートで知らせてくれる機能もあります。腕に巻いたままで寝ると、睡眠もトラッキングされ、ファーウェイ独自のモニタリングアルゴリズム「HUAWEI TruSleep 2.0」によって、睡眠の質がかなり細かく分析されます。一定時間、椅子に座ったままで仕事を続けていると、立ち上がって身体を動かすことを指示してくれる機能もあります。

睡眠データは、ウォッチの画面でも概要を確認できるが、「HUAWEI Health」アプリで詳細な分析を読める

ストレスレベルも自動でモニタリングされる

 前モデルにはなかった新機能としては、Bluetoothでの通話に対応しました。従来モデルのFITでは、電話を着信した場合、応答または拒否の操作ができるものの、通話をするにはスマホを取り出す必要がありました。FIT 2では、すぐにスマホを取り出せない状況でも、FIT 2本体に搭載されたマイクとスピーカーを用いて通話ができます。実際に使ってみたところ、FIT 2を耳や口に近づけなくても、普通にハンズフリーで通話ができました。

スマホの着信に、ウォッチだけで応答できるようになった

 なお、事前に登録した連絡先や着信履歴にワンタッチで発信することも可能。外出時に、スマホをバッグに入れていることが多い筆者には、非常にありがたい進化と思えました。

「HUAWEI Health」アプリで、iPhoneの「連絡先」から選んだ最大10件の電話番号をFIT 2に同期できる

 FIT 2で聴きたい楽曲を追加して再生できる「音楽」機能がありますが、これはiPhoneには非対応。しかし、「Apple Music」や「YouTube Music」を再生している際に、FIT 2で再生・一時停止・音量調節・スキップといった操作はできました。いまや、音楽はサブスクリプションで楽しむ人が多いと思うので、その操作ができれば御の字でしょう。筆者は、スポーツジムのランニングマシン「Netflix」を観ながら走ることが多いのですが、iPhoneの画面に触れずに、FIT 2をタッチして一時停止したり、再開したりできるのが便利に感じています。

iPhoneとペアリングして使う場合、FIT 2単体での音楽再生ができないが、「Apple Music」などスマホで再生する音楽の操作は可能

 スマホのカメラを操作する「リモートシャッター」は、ユーザーガイドには「ファーウェイ端末のみ」と記されていましたが、iPhoneのカメラのシャッターとして使うこともできました。なお、ファーウェイのスマホの場合は、FIT 2の操作で、スマホのカメラアプリを起動させることもできるようです。

カメラのリモートシャッターとして使えるのも便利

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