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iPhoneユーザーの僕が「HUAWEI WATCH FIT 2」の購入を決めた理由

2022年09月04日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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筆者が使ったのは、HUAWEI WATCH FIT 2 アクティブモデルのアイルブルー(2万680円)

 ファーウェイが6月2日に発売したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 2」を使ってみました。2020年10月に発売されて、その後リニューアルモデルが追加されるほどの人気を集めた「HUAWEI WATCH FIT」の後継機で、文字盤がひと回り大きくなり、機能が強化されたとのこと。ファーウェイ・ジャパンから借りて使ってみたところ、思っていた以上に使い勝手がよく、結局、自身でも購入しました。筆者はiPhone 13 Proとペアリングして使っていますが、筆者が気に入ったところを中心にレビューしたいと思います。

付属するベルトはワンサイズ

Apple Watchに近いサイズ感で、画面の視認性も良好

 HUAWEI WATCH FIT 2(以下、FIT 2)のディスプレイは1.74インチ。解像度は480×336ピクセルで、やや縦に長い画面です。筆者は、これまでApple Watch(Series 6)の44mmモデルを使っていましたが、FIT 2のサイズは縦46×横33.5mmなので、Apple Watchよりも縦がわずかに長く、横は細いというサイズ感です。

右がHUAWEI WATCH FIT 2で、左がApple Watch Series 6の44mmモデル

 実は、前モデルのHUAWEI WATCH FITに発表会で触れた際は、女性向けの印象があり、さほど惹かれませんでした。FIT 2の第一印象も同じようなものでしたが、腕に巻いてみるとApple Watchに近い装着感で、しっくりきました。性別を問わずに使えるシンプルなデザインで、画面はほどよい広さでタッチ操作がしやすい。スマホと同期された通知の視認性も良好。スマホほど縦に長いわけではありませんが、縦長のディスプレイは、スマホとの連携においては理想的と思えました。

プリインストールされているアプリを表示させた状態。画面が広く、タッチミスが生じにくい

有機ELなので、文字がクッキリと読みやすく表示される

 操作に使う物理ボタンは右側面のサイドボタンのみ。これを押して画面を点灯させたり、アプリ一覧を表示させたりできます。その他の操作は、スマホさながらにタップやスワイプする仕様です。

右側に再度ボタンを搭載。腕を持ち上げて画面を見ると、画面が点灯する設定にもでき、反応も速かった

 文字盤のデザインは、多数用意されていて、簡単に変更できますが、筆者は初期設定のデザインが気に入って、ずっとそのままで使っています。「Soda Pop」という、バブルを模したデザインで、清涼感があり、暑い季節にはピッタリだと感じています。

スマホにインストールした「HUAWEI Health」アプリで、使いたい文字盤を選んで、FIT 2にインストールできる。ストアで有料の文字盤を購入することも可能

 背面には充電ポートと、心拍数や血中酸素レベルを測るセンサー、そして脇にスピーカーとマイクを備えています。

背面には充電ポートと各種センサーを搭載。左側(装着時は右側)の脇にある穴がマイクとスピーカーだ

 FIT 2は、ケースとベルドの材質が異なる3モデルがあり、筆者はケースがポリマー製で、ベルトがシリコン製の「アクティブモデル」を使っています。汗に強そうで、ワークアウトに使うには最も適している印象。なお、ベルトは簡単に着脱できるので、TPOに合わせてベルトを交換したい人にもおすすめ。ファーウェイは純正の交換ベルトを販売していないようですが、Amazon.co.jpをチェックしたところ、サードパーティー製の交換ベルトが多数見つかったので、着せ替えは容易に楽しめそうです。

ベルトは簡単に取り外せる

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