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コクヨとoVice、新たなハイブリッドワーク環境の構築の推進で業務提携

2022年09月01日 18時00分更新

文● ASCII

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 コクヨは8月31日、アバターで交流する2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を展開するoViceと、業務提携契約を締結。戦略的な事業提携の開始を発表した。

 働く場がオフィス以外の在宅などにも分散が進む一方で、相手や仕事の内容・環境に縛られる「働き方・働く場の選択の制約」が社会課題となっており、分散化によるコミュニケーションロスによって生産性の低下や従業員のメンタル不調も問題視されている。コクヨでは、ワークスタイル領域における新規ニーズの事業化としてリアルのオフィス空間構築の強みを活かした新たなハイブリッドワーク環境の検討を進めており、国内シェアNo.1のバーチャルオフィスを展開し、リアルも融合したハイブリッドワークの環境構築を目指しているoVice社の描くビジョン、方向性が合致したという。

 両社は今後、分散した人と情報をつなぎ、離れていても常時自然につながっている状態を創り出す、新たなサービスの研究・開発を通して「デジタルワークプレイス」の事業化を目指す。働き方・働く場を自律的に選択しつつ、生産性高くチームでコラボレーションできる新しい環境の構築により、「出社か、リモートか」という二項対立的思考から脱却し、リアルとデジタルが融合した環境を創出することで、企業価値を高めるためのハイブリッドワークが実現できると考えているという。

oViceが展開する「oVice(オヴィス)」

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