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コーディングを無料で楽しく学べる「Today at Apple」夏休みイベントを開催

2022年08月18日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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8月27日にはオンライン形式で閑歳孝子氏のセッションが実施されます

プロのデベロッパが語る「コーディングが学びたくなる第一歩」

 8月27日14~15時には、デベロッパの閑歳孝子氏が特別セッション「バーチャルスタジオ:閑歳孝子に学ぶアプリのアイデアを形にする方法」に登壇します。人気のクラウド家計簿アプリ「Zaim」が誕生した背景を振り返りながら、プロのデベロッパが「ひらめき」をアプリというカタチに変えるまでの過程をナビゲーションする貴重なオンラインセッションです。

 ソフトウェア開発者として活躍する閑歳氏はコーディングスキルを身に着けることの意義について「自分自身がつくりたいものに挑戦できること」であると説いています。

 閑歳氏は、これからデベロッパを志す方々に向けて「ただ漫然とプログラミング言語を覚えるよりも、最初に「かなえたいこと」を明確に思い描くことができれば、コーディングを身に着ける目的が明確になり、最初の壁が越えられるはず」とエールを送ります。

 閑歳氏もZaimを開発する際、お金の使い方をユーザー自身が賢く管理できるアプリがあれば、多くの人々を幸せにできるのではないかと思い至り、自分が思い描いた提供価値を届けることに注力してきたといいます。

 Swift Playgroundsに代表されるアップルによるツールの魅力は「誰でもコーディングの楽しさを手軽に体験できて、アイデアをカタチにするイメージまでもがつかみやすいところ」であると閑歳氏は説いています。

イベントの参加登録はToday at Appleのサイトから受け付けています

 閑歳氏はまたコーディングを「編み物」に例えながら、それぞれが「完成像を描きながら少しずつカタチにできる魅力がある」と述べています。そして製作したアプリやソフトウェアを「誰かに贈り、役に立ててもらえる喜びが得られるところもまた似ている」として、女性のデベロッパに興味を持ってほしいと呼びかけました。27日のバーチャルスタジオで、閑歳氏が語るエピソードにも要注目です。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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