コーレルは8月9日、Mac上でWindowsアプリケーションを実行できる仮想化ツールの最新版「Parallels Desktop 18 for Mac」(パラレルスデスクトップ18フォーマック)を発売した。新バージョンでは、「M」シリーズのAppleシリコンへ最適化が施されたほか、Mac上でWindows向けのゲームを遊ぶ需要を想定しゲームコントローラーの接続が従来よりも容易にできるようになった。
アップルが今秋に提供する新OS「macOS Ventura(ベンチュラ)」への対応も予定する。
ラインナップは3種類
「Parallels Desktop 18 for Mac」としては、スタンダードエディションのほか、上位の「Pro Edition」、および「Business Edition」を合わせた3種類がラインナップされる。
なお、上位エディション2種類に関してはナンバリングが撤廃されており、製品名称は以下の通りとなる。
・Parallels Desktop 18 for Mac
・Parallels Desktop for Mac Pro Edition
・Parallels Desktop for Mac Business Edition
Parallelsオンラインストアにてサブスクリプションとして購読する場合、価格はそれぞれ、1万400円、1万1700円、1万4700円。なお、スタンダードエディションに関しては、1万2700円の永続ライセンス版も用意される。
また、アップグレードをした場合や、生協版・アカデミック版などを含む店頭・代理店販売製品は価格が異なる。これらをまとめると以下のようになる。
なお、上位エディションでナンバリングが撤廃された理由は、アップデートの際にどの製品を購入すれば良いかという混乱を解消するためだという。