Apple Musicは8月1日、ドルビーアトモスによる空間オーディオの広告キャンペーン「矢沢永吉の楽曲を空間オーディオで」を開始した。
本キャンペーンではApple Musicの独占配信として、アーティスト活動50周年を迎えたロックンロールレジェンド、矢沢永吉が新たにドルビーアトモスによる空間オーディオでミキシングした1975年発表のソロ第1弾アルバム「I LOVE YOU,OK」、2019年発表の最新のオリジナルアルバム「いつか、その日が来る日まで...」、2013年発表の「ALL TIME BEST ALBUM」の3作品をフィーチャー。オンラインや屋外広告でも展開する。
1975年、ロサンゼルスのA&Mスタジオで現地のミュージシャンたちと一発録りをしたという「I LOVE YOU,OK」は、空間オーディオの臨場感あふれるサウンドによって当時の息遣いを取り戻し、矢沢が感じた本物のグルーヴと共に、今まさにここで鳴らされているように感じられる。空間オーディオによって音が細部まで鮮明に聞こえるため、「いつか、その日が来る日まで…」の緻密なアレンジもより楽しむことができるという。ヒット曲満載の「ALL TIME BEST ALBUM」では、何度も聴いたあの曲の新たな一面を発見できるはず。
空間オーディオに生まれ変わった自身の楽曲を聴いた矢沢永吉は、「音、すごいよ」とApple Musicに語り、50年間、常に時代の先を歩み続けてきた真のロックスターは、「こういう時代が来るんだろうな。時代が変わるね。こんなに重厚なサウンドで、みんなが気軽に聴ける時代。すごくいいね」と、テクノロジーによる音楽表現のさらなる広がりと、新しいオーディオ体験による音楽文化の進歩に大きな期待を見せたという。
これら3作品に加え、今後、矢沢永吉の複数の過去作品もドルビーアトモスによる空間オーディオ対応で配信される予定。なお、新たにリマスターされたアルバム45枚、計638曲の配信も本日より開始。
さらにApple Musicでは、矢沢永吉と落合健太郎がナビゲートし、矢沢永吉のさまざまなマイウェイを紹介するラジオ番組「E.YAZAWA MY WAY Radio」の配信を発表。Apple Musicのラジオは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッシュビル、ロンドンのスタジオから、Zane Lowe(ゼイン・ロウ)を筆頭にさまざまな人気DJが番組を配信。また、ビリー・アイリッシュ、エルトン・ジョン、フランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、レディー・ガガ、ナイル・ロジャース、トラヴィス・スコット、ニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、Pharrell Williams、星野源などのアーティストがナビゲートする「アーティスト番組」も公開。今回、この「アーティスト番組」のラインアップに加わった「E.YAZAWA MY WAY Radio」は、エピソード1~6を公開予定で、毎回テーマに沿ったトークと矢沢永吉自身による選曲を各エピソードおよそ1時間に渡って配信。
音楽、キャリア、生き方まで、あらゆる選択において自分のやり方=マイウェイを貫き、時代の先を歩み続ける真のロックスターをさらに深く知ることができる内容を予定。「出会い」がテーマの初回エピソードは、日本時間の8月5日16時からApple MusicのラジオステーションのひとつであるApple Music 1にて、全世界に向けて配信。
Apple Music 1はApple Musicのサブスクリプションの登録者でない場合もウェブサイトにアクセスして聴くことができ、全てのエピソードはオンデマンドで公開。サブスクリプションの登録者は、iPhone、iPad、iPod、CarPlay、Apple Watch、Apple TV、Mac、HomePod、music.apple.com/jp のウェブサイトなど、Apple Musicを視聴できれば、時間に左右されずいつでも何回でも聴くことが可能。また、Siriに「Apple Music 1を再生して」と話しかけて聴くこともできる。