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パナソニック、法人向け4.7型頑丈ハンドヘルド「TOUGHBOOK(タフブック)FZ-N1」シリーズのフラットモデルを発表

2022年07月27日 15時00分更新

文● ASCII

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 パナソニック コネクトは7月27日、ハンディーターミナル・スマートデバイスの機能を1台に集約した4.7型頑丈ハンドヘルド「TOUGHBOOK(タフブック)FZ-N1」シリーズのフラットモデルを発表。国内法人向けに8月から順次発売する。

 リアカメラ(背面カメラ)とエイマー(読取対象のポインター)を組み合わせた新開発のバーコードリーダー機能搭載により、ポケットに入れやすいスリムかつフラットなデザインとすることで軽量化を実現。小売業の店頭や配送業などさまざまな現場で持ち運びやすく、使いやすくしている。また、一般的なバーコード、二次元コードを読み取ることができ、店頭での検品や荷物のスキャンといった用途での作業効率化に貢献できるとしている。

 MIL規格準拠の落下試験(180cm/26方向/合板)や耐振動(MIL-STD-810G)、防塵・防滴/防水(IP66/68準拠)、耐高温/耐低温性能(動作時)-20度~50度/保管時(非動作時)-30度~70度の耐環境性能を備える。外出先での急なバッテリー容量減時などでもバッテリー交換が可能で、30秒以内なら電源を切らずにバッテリーパックを交換可能なウォームスワップ機能や、別売の5連式充電台やクレードルを使って急速充電が可能

 日差しの強い屋外でも画面が見やすい高輝度液晶や、手袋でも操作できる「高感度近接検知タッチパネル」、水しぶきがついたままでも誤動作しないパナソニック独自の「水滴誤動作防止機能」、ペン入力をサポートする「スタイラスペンモード」などを装備。3つのマイクで「声」と「ノイズ」を自動で切り分けて工事現場の騒音(およそ80dB)下でも快適な音声通話をサポートする強力なノイズサプレッサーを搭載するほか、100dBの大音量ツインスピーカーにより周囲に騒音がある場合でも本体だけでハンズフリー会話が可能。

 OSにAndroid 11を採用し、CPUにQualcomm SDM660を搭載。メインメモリー4GB、ストレージとしてeMMC 64GB(ユーザー使用可能およそ39GB)を備える。フロントカメラ(500万画素)とリアカメラ(800万画素)を備え、リアカメラは夜間撮影用高輝度フォトライトを搭載。

 キャリア別に「FZ-N1LDSAZPJ」(NTTドコモ対応)、「FZ-N1LKSAZPJ」(KDDI・au対応)、「FZ-N1LSSAZPJ」(ソフトバンク対応)をラインアップ。いずれも音声通話対応。価格はオープンプライス。

※一部画像に誤りがあったため差し替えました(7月27日更新)

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