ヘッドセットのように目立たず
スマートにオンライン会議などに参加できる
ファーウェイはスピーカー、マイクを内蔵したオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」をリリースしました。ファーウェイより本製品の実機を借用し、数日間常用してみました。レビュー最終回の今回は総括をお届けいたします。
第1回:ただのメガネっ子じゃない! 音楽が聴けて喋れるメガネ「HUAWEI Eyewear」の魅力を解説
第2回:スマートメガネ「HUAWEI Eyewear」で音声アシスタントを使いこなす
まず装着感についてですが、ほとんど文句ありません。これまでさまざまなウェアラブルデバイスを着用してきましたが、メガネとしての作りがよく、実測34.8gと軽いので、ずっと装着していても疲れがほとんどありません。鼻当てもレンズも交換できるので、メガネと同じ感覚で常用できるオーディオグラスに仕上がっていると思います。
オーディオグラスとして最も重要なのが音質。この点もかなり高いレベルです。迫力のある低音をズンズン響かせる曲には向いていませんが、高音の抜けがよく、広がりも感じられます。個人的はYMOやELO、Daft Punkなどの音楽を心地よく聴けました。
ただし公式のYouTubeチャンネルではボリュームが足らなく感じることがありました。「Amazon Music」や「Spotify」などの音楽専門配信サービスを利用することをオススメします。
「保護ケースバッグ」の作りもよいですね。薄型なのでバッグのなかで余計なスペースをとりません。ただハードケースではないので、強い力がかからないように収納場所には配慮する必要があります。
「メガネ」としての作りがよく、音質も音楽をちゃんと鑑賞できるレベルに達しているHUAWEI Eyewearは、安価なオーディオグラスとは一線を画したクオリティーを実現しています。オーディオグラスは価格差が非常に大きい製品ですが、しっかりとした品質の製品を探しているのならHUAWEI Eyewearは真っ先に検討すべき1台です。