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ファーウェイ通信 第173回

スマートバンドとスマートウォッチのいいどころ取りの人気製品に新モデル!

小型でもGPS内蔵でBluetooth通話も可に! 人気スマートウォッチの後継機「HUAWEI WATCH FIT 2」レビュー

2022年06月30日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

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ランナー向け機能など、ワークアウト機能が強化!
5衛星への対応で位置情報の精度が向上している

 HUAWEI WATCH FIT 2では、ランニングなどワークアウト向けの機能も強化されている。

 その1つが衛星測位システムの精度向上。前モデルでは3種だったのが、5種(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)の衛星測位システムに対応し、精度がアップ。HUAWEI WATCH FIT 2単体でトレーニングのルートを詳細に記録可能なので、ジョギングやウォーキングなどの際にスマホをポケットに入れたり、アームバンドで上腕に固定する必要がないのはラクチンだ。

単体でランニングやウォーキングのルートを記録できるのはうれしい。しかも5衛星で精度が高く、実際に利用しても通った道路まで正確に記録されていた

 ランニング向けに開発された「HUAWEI TruSport」アルゴリズムの搭載も、ワークアウト機能強化の一環。これは、それまでのランニングの心拍数やペース、距離、頻度などに基づいて算出される「ランニング能力指数」など、科学的なトレーニングデータを把握することが可能なファーウェイ独自の機能。「最大酸素摂取量」や「回復時間」なども知ることができ、効果的なトレーニングに役立つ。

 また、「AIランニングコーチ」にも対応。これは、性別や身長、体重などのプロフィールに心拍数やランニングの距離、頻度などの要素を加味して、自分に合ったトレーニングプランをカスタマイズしてくれる。毎週のトレーニングデータを分析して翌週のプランを作成してくれるため、無理なく段階的に成長していくことが期待できる。

 さらに、一部のワークアウトでは、ウォームアップやストレッチのための動画を利用可能。身体の動きをアニメーションで教えてくれるため、ウォームアップやストレッチを正しく実行できる。英語ではあるものの、音声ガイダンスもあり、画面を見続けなくてもいいのがポイントだ。

ウォームアップ用の動画を単体で見ることができる。英語のガイダンスも

 なお、全97種類のワークアウトモードに対応するのは、前モデルと同様。屋外/屋内のランニングやサイクリングなどのベーシックなものはもちろん、ピラティスや空手、太極拳、テニス、カヌーなど、豊富なワークアウトの記録が可能だ。

ランニングやウォーキングの開始は自動認識も可能だが、直接操作した方が確実に記録できる

ランニング中も大画面で情報を見やすい
ルート記録の正確さには驚いた

 今回は、HUAWEI WATCH FIT 2を装着して屋外ランニングを試した。と言っても、筆者が普段は走ることをほぼしない初級ランナーであること、気温30度を超える日中であること、小学校低学年の息子と一緒に走ることなどの条件も重なり、かなりの割合でウォーキングも混じるワークアウトとなった。

意図してペースを抑えて走った(歩いた)ためか、心拍数は「脂肪燃焼」のゾーンがいちばん多かった。ダイエットにはあまり無理をせず、ちょっと負荷を上げた程度のウォーキングが最適なのかもしれない

 走ってみて実感したのは、大画面の利点だ。ランニング中はリアルタイムで経過時間や走った距離などが表示されるのだが、数字が大きくて非常に見やすい。また、「脂肪燃焼」や「有酸素運動」といった心拍数のゾーンもパッと見て把握しやすいレイアウトだ。

実際に通過したルートは正確に記録されていた

 衛星測位システムによるルートの記録は大変正確に感じた。走り終わってから「Huawei Health」アプリで確認してみたところ、細い路地を通った部分もピッタリ記録されている。今回はまったくの手ぶらで出かけたが、走る際にスマホを持ち歩かなくて済むのはやはり便利だ。

 面白かったのは、一緒に走った息子の反応。「距離はどれだけ走った?」「時間は?」などと、HUAWEI WATCH FIT 2の画面をのぞき込みながら質問してくる。また、アプリで走行ルートが地図上に表示されているのを見て「おお、すげえ!」と興奮している。自分の行動がデータとして残るという体験は、やはり楽しいもののようだ。

データを確認できることは、小学生の息子にも好評。「自分も着けてみたい!」とのことで、子供向けサイズの(できれば安価な)モデルの登場に期待したくなった

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