・携帯回線で自宅ネット利用
最近、5Gの通信速度(規格上の理論値は最大10Gbps)を活かした「5Gホームルーター」が人気を博しています。データ通信専用の5G携帯回線を契約して、専用Wi-Fiルーターでネット接続するという仕組みです。
大手キャリアはそれぞれ「home 5G」(ドコモ)、「SoftBank Air」(ソフトバンク)、「au ホームルーター5G」(au)といった5Gホームルーターを提供しており、利用料金は各社とも月額5000円前後。最大通信速度は2.1Gbps(ソフトバンク)から4.2Gbps(ドコモ)とやや幅があります。
最大の通信速度で利用するには、各キャリアの5G圏内に自宅が入っていることが前提ですので、導入する際はあらかじめ対応状況を確認しましょう。なお、4G圏内でも利用は可能です。
昨今の働き方を鑑みるに、コロナ禍が明けても在宅勤務を実施する機会は増えると思われますが、気を付けたいのはテレワークをこなすビジネスパーソンを狙ったフィッシングによるサイバー攻撃も頻発していること。Google WorkspaceやOffice 365などクラウドサービスのアカウントを乗っ取られてしまうと、今度は成りすましで同僚や取引先に同じような攻撃が続き、最終的に企業内情報を盗み出されてしまいます。
セキュリティ対策製品の導入はもちろん、怪しいメールのリンクは踏まない、添付ファイルも開かない、といったことを日頃から心掛けておくべきでしょう。