本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「子育てエンジニアがブログを書くならどんな手段を使う?」を再編集したものです。
子供がハイハイで家中を動き回るようになりました。
仕事と子育てで毎日必死で夜は気絶しそうな時もありますが、プライベートでもちょっとだけ技術寄りのことがしたくなり、朝早く起きて30分~1時間くらい手を動かしていることがあります。
こちらのTech BlogはマルチポストOKということで、自分用のブログを構築してみようかなと思い立ったわけですが、限られた時間でブログを動かすならどんな手段が良いかな?と考えてみました。
Case1: WordPressを使う
実績のある仕組みで検討対象に上がってくると思いますが、これはちょっと厳しい印象です。
やれることはいろいろあるのは良いですが、限られた時間でセキュリティ面を守りながら運用するのは難しいんじゃないかと思います。
運用面を考えると、できるだけAPIが公開されない仕組みを使いたいです。
Case2: ブログ用のサービスを使う
これは「アリ」ですね。文章を書いたら公開できるので便利です。
インフラ面はサービス提供側の管理になるので安心です。
多くの記事を投稿する場合は良さそうですが、私の場合はどちらかというとブログの仕組み自体を試したくてコンテンツは二の次なので、今回は辞めておきました。
Case3: ヘッドレスCMSを使う
こちらも「アリ」ですね。仕組み的には非常に魅力的です。
コンテンツ部分だけ返却するAPIをSaaS等で用意して、javascriptでコンテンツを取得し、静的なHTML・CSSで見た目を整える、という理解です。
ただ、私のスキルセットだと難易度が高いので諦めました。。
Case4: Hugoを使う
最終的には下記のHugoを採用しました。
成果物は基本的に静的なHTMLなので、攻撃のリスクが低いです。
必要なスキルセットはざっくりというと下記です。
・Gitの基本的な操作
・markdownの記述
・TOMLファイルの記述
markdownで記述した記事に対して静的なHTMLを吐き出してくれるので、インフラはGitHub PagesやAzure Static Web Appsなど、好きなお安い場所を選べます。
デザインは好きなものを選択してリポジトリからクローンし、設定ファイルを調整すれば簡単に適用されます。
コンテンツはこちらのTech Blogからの移植ですが、下記のようにブログを整えてみました。
https://hirokimatsueda.github.io/
実装方法は検索すればいくらでも出てくるので、今回は割愛します。
まとめ
子育てしながら趣味時間を充実させるときは、運用が楽で自分のスキルセットに合ったものを選択すると良いんじゃないかと思います!
松枝 宏樹/FIXER
愛知県在住、リモートワーク気味なエンジニア。
得意分野はC#、ASP.NET、terraform、AKSなど。