地震と停電に見舞われた3~4月
Twitterアカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2022年4月分アンケートから、ログインできない状態のSNSアカウントについてピックアップしました。
Q:急な地震が起きたとき、あなたがとるSNS上の行動はどれ?
・情報を知らせるため、現在地を合わせて発信→7.5%
・現在の状況や困っている状況の投稿を拡散→1.3%
・情報収集に専念。各社の公式SNSをチェック→88.8%
・それ以外(リプライにて)→2.5%
【緊急時のSNS使用法】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) April 6, 2022
急な地震が起きたとき、あなたがとるSNS上の行動はどれ?
まずは情報収集! そして個人情報漏えいに注意
たくさんのご回答ありがとうございました!
3~4月は震度6に達する地震が複数回発生、同時に広い地域が停電に見舞われました。また、電力の需要と供給が釣り合わないことによる「電力需給ひっ迫警報」を政府が初めて発令するなど、災害とそれに伴う停電の恐ろしさをあらためて感じた方も多かったのでは。
そんななか実施したアンケートでは、地震が起きた際にあなたはSNS上でどのような行動を取るかについてお聞きしました。
結果、「情報収集に専念。各社の公式SNSをチェック」に9割近い方々の回答が集まりました。そのほかの選択肢はすべて1割未満でした。まさに圧倒的な差でしたが、これは大きく「情報を発信するか、収集するか?」という選択肢に対して、『まずは収集から始めよう!』と考える方が多数派だったと言えると思います。
当然、自らが置かれた状況によって正解は異なるかと思いますが、被災した方は「情報を知らせるため、現在地を合わせて発信」するでしょうし、被災地から遠く余裕のある方ならば「現在の状況や困っている状況の投稿を拡散」することで、被災した方の情報を広く伝える役割を担うのがベターでしょう。
なお、もしあなたが災害時に有用な行動を起こせる企業・団体のSNS担当者であれば、積極的な情報発信が求められます。実際、先日の地震・停電においては“SNSによるタイムリーな情報発信をするように”という政府から電力会社への指導が入りました。
ただし、注意したいのは個人情報の漏えいです。たとえば範囲が狭い地震の場合、特に問題ないにもかかわらず、むやみに「揺れた!」などと書き込んでしまうと、あなたの現在地が(都道府県内の地方単位ですが)バレてしまいます。
これは地震だけに限りません。落雷や暴走族の騒音などに反応して「今デカイの落ちた!」「寝てたのにすぐそばの道を暴走族が通ったから起きちゃった」といった書き込みをしてしまうと、書き込み時刻を元にあなたの居場所はかなり絞られてしまいます。
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!