Appleは4月12日、ビデオ作成機能「iMovie」の新バージョン「iMovie 3.0」を発表した。
「ストーリーボード」と「マジックムービー」が導入されており、ストーリーボードではDIYや料理、製品レビュー、科学実験といったSNSで共有される人気のビデオのテンプレートが20種類備わっている。ビデオの種類ごとに柔軟な撮影リストがあり、どのクリップを撮影すればよいかを手順を追って説明するガイドにより、コンテンツクリエイターや映画制作者を目指す人たちが編集方法を学んだり、ビデオでストーリーを伝えるスキルを高めるのに役立つという。
マジックムービーは、ユーザーが選択したクリップや写真からトランジションやエフェクト、音楽を自動的に追加する機能。ユーザーはライブラリからアルバムまたは写真や画像のグループを選択するだけで、マジックムービーがその映像の中からベストシーンを特定してプロジェクトを作成。ユーザーは撮影リストでクリップを並べ替えたり削除したり、プロジェクトをさらに編集するなどして簡単にマジックムービーに自分なりの工夫を加えることができる。
いずれも幅広いスタイルが用意され、ビデオの最終的な見た目や雰囲気をパーソナライズすることができる。iMovie 3.0はApp Storeを通じて無料アップデートとして提供開始。対応機種はiOS 15.2以降またはiPadOS 15.2以降を搭載したデバイス。
